2007年 05月 07日 ( 2 )

自然のにおい

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腹の具合も良くなり、雨続きだったリスボンも天気を回復して気分すっきり。

漫画家のお友達が来る直前まで4月のリスボンは毎日27度とか28度の夏日が続いておりまして、彼女にも「服は夏仕様だ!靴もサンダル!!」なんて言っておきながら、なぜか彼女が来てからは気温が10度くらい下がってしまいました。
わたしも冬服を全てしまってしまった後なので、スペインに行ってた間も薄っぺらいのを何枚も重ね着して寒さを凌ぐ有様だったんですが、やっとまた、やっと昨日あたりから気温が25度を超え始めました。よかった・・・

そう、ヨーロッパで最も晴天率の高いリスボン、やっぱりこうじゃなきゃダメですよ。
青空あってのリスボン。
薄っぺらい服を風に翻らせてこそのリスボン。

今週から2,3週間、多分みっちり仕事にとりかからなければならんので、時間があるうちにこの初夏のあったかさを心底から堪能しよう!!ということで、またも衝動的に車を走らせて南下。
大好きなアレンテージョ地方の、コルク樫の森でだらだらと寝そべって、生まれたてほやほやの元気いっぱいな虫達に取り巻かれながら1日過ごしてまいりました。
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息子が家から持参してきたビンに「クマムシを採集する!!」と意気込んでいたのですが(だいたいクマムシってなに!? 彼が言うには土中に入ってる激小さくて、冷凍庫で凍らせても死なない虫なんだそうだ。日本から送られてきたDVDの中の番組に出ていたらしい)、なんかそののほほんとした風景を目の当たりにしていたら、そこの土をえぐるなんてマネはとてもできそうになかったので、クマムシは夏に日本へ帰ったときにでも採集してもらうことにして諦めました。
男の子への虫の執着ってすごいですね。
あ、でもヨーロッパの子供は虫採集しないですね。虫への興味ゼロ。
アジアの男の子たちだけなのかな・・・
ちなみにわたしも虫、大好きですけどね。
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ああ、それにしてもなんてのどかな場所なんでしょ、アレンテージョ。
ここで育つ黒豚も牛も最高のお肉です。
で、ここの地方のワインもまた最高です。
こんな場所で育まれて不味いわけがないんだよ、と、毎回来るたびに感動するわたしたち。

息吹き始めた緑の匂いと鳥のさえずりとむちむちの牛とどこまでも青い空に囲まれて、仕事開始前のエネルギー補給完了。
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自然万歳。
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by dersuebeppi | 2007-05-07 18:36
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もう5月なんですね。
ブログも怠けてずっと更新せずにおりました・・・

いや、あの、一応地道に仕事もしたりとかしてたんですけどね。
でもたまにはこう、心底から怠けモードに入ってみないと、次への体力やら持久力やらが蓄えられないっていうか。

10年以上仲良くしている多忙な漫画家の友達が突然やってくることになったのが4月の23日ころ。
彼女は現在連載を2つ持ってて、でもって今回は読みきりも一本あったりして、すごく忙しいはずなんだけど、スカイプで喋ってたらなんとなく「今やってるネームがもし一発OKで通ったら、4月の末に一週間くらい休めそうなんだよね~ そっちにいっちゃおうかなあ~」とだらだらと緩いノリで盛り上がり、それがまあ、さくっと実現してしまったわけですね。
あまりのさくっとしたこの段取りに、本人は熱が出たりして大変だったみたいですけどね。
ま、無事こちらについて、リスボン名物イワシやタコメシなどを食べてもらって「休み」の現実感を体感してもらいました。

で、彼女の一番の目的はバルセロナでガウディを見る、って事だったんで、いったんリスボンに入ってからわたしも彼女の付添い人としてバルセロナに同行しました。
リスボンから飛行機で2時間くらですかね。

バルセロナは前にも来てるんですが、イタリアからポルトガルに車で帰る途中に寄ったので、あんまり気合は入れずに外側から舐める程度しか見てなかったんですよ。
でも今回は、日本からガウティへの熱い思いを貯めに溜め込んできた漫画家が一緒でございますからね、半端な見方じゃ先へは進めません。
もう一生分脳裏に焼き付けていく構えでひとつひとつを見るわけです。
あとでホテルの部屋に帰って「さ、今日みてきたガウディのCasa Miraの外観描いてみ!」といわれたら、さささっとそれが描ける位見ておかねばならないような構えです。
こんっっなにじっくりと建造物を外側と内側から観察したのは人生で初めてでした。
イタリアに住んでいたときでさえ有り得なかったですが、ガウディはやっぱり意表をつく表現が多すぎて、意識して無くてもじっくり見ちゃうんですよね。
「人様の住む家や、教会でこんなボーダーレスなことことやっていいのか!?いいんだな!?」と詳細を見れば見るほど驚愕が止まりません。

本当はバルセロナだけが目的だったんですが、「やっぱりプラドも見たい」ということになって、バルセロナから飛行機で日帰りマドリッドという無謀な試みも実現させました。
時間がないから最初の美術館でピカソのゲルニカを見て、そのあと本望のプラドへ。
観光シーズンだったもんですから、2時間並ばせられましたけどね☆
でも日帰りで行った手前、死んででもも見て帰ってやる!という意地でお互い飲まず喰わずのまま目的をまっとうしました。
帰りの飛行機に乗る前は、お互いの手足に血が巡らなくなってて痺れまくってましたっけ☆

ま、そんな感じであっと言う間に10日間が過ぎて、彼女は日本へ帰っていきました。
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写真は彼女があたくしの息子にお土産で買ってくれた組み立て式「サグラダ・ファミリア」完成体の模型と、もひとつのもっと細かい模型を創作中の彼女です。

今日はわたしも普段モードにきりかえて、彼女がいた頃と打って変わって好天気で暖かくなったリスボンの空気を感じながら仕事しております。
ガウディやピカソやゴヤやベラスケスから「もっと作家魂炸裂させろや!!」と渇を入れられてきた気分がしてならないのは、一緒に見てたのが同業者の友達だったからなんでしょうね。

あ、そうそう
お別れの前の日にリスボンの魚介屋でカニやらカニミソやらエビやら貝やらのテンコ盛りを腹いっぱい食べたら、わたしだけあたっちゃいました☆
腸の中になんかこう、未知の生物が入り込んだ感じっていうんですかね。
ああ、なんかあたしの体のなかに生き物入ってるなああ~と、腹の痛みの合間に感じながら過ごしてやっと昨日あたりから調子いいです。

そんな締めくくりも含めて、なんかこうパンチの効いた日々だったなあ・・・
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by dersuebeppi | 2007-05-07 00:01

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