執拗で申し訳ありません:テルマエ・ロマエ本日発売
2009年 11月 26日
リスボンの私の手元にも届きました。
この漫画がまさか一冊の本になるだなんて・・・
しかもまだまだ続くだなんて・・・
でもってこんなに素敵な装丁にしてくださったなんて・・・
嬉しいです。
ファンシーな帯を取ったら一瞬真面目な古代ローマ関係書籍に見えなくもありません。
桶と手拭に目がいかなければ。
そっと塩野七生さんの書籍の辺りにでも置いて下さる勇気ある書店さんはないかしら☆
それにしても、この漫画、発端は「赤い牙」という同人誌だったのですね。
ここで変な漫画を描かせていただきまして、例えばこの「Victoria」ってのはコロシアムで熱く繰り広げられる玉入れ競技のお話です。
この「6号」ってのが出たのはもうおそらく4年くらい前のことだったと思いますが・・・(もっと前だったかな・・・)
で、「次回は古代ローマ人がローマで日本みたいな銭湯で寛いでる話し描きたいな」って思ってて、それがちょっと変化球でワープ物になり、コミックビームに掲載される運びになって・・・というプロセスがあったわけです。
ありがとう、赤い牙。
古代ローマっていういと、どうしても血とセックスみたいなモラルの存在しない強烈なイメージが先行しがちですけど、実際はもっと緩い部分だってあったはずなわけで・・・私はそんなローマを再現したいですね。血とか人殺しとかキモが縮んでダメなんで。
というわけで、次回のテルマエのネームただいま製作中です。
by dersuebeppi
| 2009-11-26 17:54