対人恐怖
2009年 01月 30日
うちの前の四つ角ってほんとに事故多過ぎ!!
一週間に一回は「ガシャン」って鈍い音がして、窓から覗くとこういうことに・・・
引っ越してきてから4年以上も全く改善の余地なし。
ところで・・・
家で仕事をし続けていると、だんだん人に会うのが怖くなります。
外に買い物に出なければならないときも「ああ、どうぞ知合いに会いませんように・・・」と思いながら歩く私。
しかもここ数週間は病気だったこともあって、この人と接する緊張感ってのもピークに達してました。
なので夕べ行われたこのアパートの住民会議には、腹痛を伴うほどの思いで出席せねばなりませんでした。
明るく暢気で楽しいポルトガル人達のテンションに合わせて笑おうとすると、頬の表情筋が強張ってしかたありません。
かつて日本でテレビや大学の仕事をしていた時は、ヘタすると1日で何百人という単位の人に会っていても平気だったのに、いや、平気どころか人が沢山いるということに煽られて常にハイな状態になれて、そういう環境に居心地の良さすら感じていた私がこんな風になるなんて。
いや、でも待て。
確かイタリア留学中も考えてみたら私は会う人全てに「感じ悪い人」と思わせるようなオーラをまとった引きこもりだった。
どっちが本当の私かというと、結果的にはどっちもなんだろうけど、しっくり行くのはやっぱり「なるべく一人でいたい」と思っている自分の方かもしれません。
同業者R.Mさんも今まさに私と同じ心境で、まあ「漫画」っていう手段に自分の表現の術を全て託すようになると、こんな風にバランス悪くなるのはもう仕方ないことかもしれないね、と言う話を昨日スカイプでしました。漫画家にもいろんなタイプがいるけど、まあ通常はみんな社会という現実世界ではなく、自分の脳味噌が生み出す想像世界の生き物になってまうんじゃないかと。
「でもほら、マリちゃんところは中学生の息子もいるし、どこかで現実と繋がってるじゃない」と彼女は言いますが、うちの息子は「ただいま~」と家に帰ってきて、「これおもしろいんだよねえ~!また読んじゃおう」と花輪和一氏の「刑務所の中」を読みふけるようなやからです。
旦那も世の中に決して無くても誰も困らないことを研究してお金貰ってる人だし。
世知辛い世の中でこんな非現実的な家族が生きていけてるのも不思議な話だなあ・・・・
さ、そろそろ仕事始めるか。
by dersuebeppi
| 2009-01-30 20:58