海外で盗難にあったら・・・のノウハウ
2008年 12月 07日
先日の、人生で5回目の盗難のショックは比較的緩くてすみましたけど、考えてみたらうちの家族とか知り合いとか友達も含めると通算で十何件という盗難騒ぎに今まで携わってきました。もう慣れまくってて、因ってすんなりショックも和らいだのでしょう。
しかしこのまま盗難に対して慣用な気持ちをは育んでしまわぬように今一度、海外へ旅行へお出かけになられる方達の為にも泥棒対策を確認してみようと思います。
私が思うにヨーロッパの街中で泥棒に狙われやすい人:
*荷物をたくさん持って歩いている人
*ガイドや現地の友達や旅慣れた人に引率されているから大丈夫と安心しきって歩いている人
*道を歩いていても、隣の人と楽しげにお喋りしていたり、お店のウィンドーに気をとらわれていたり、ぼ~っと考え事をしているような、緊張感の無い感じの人
*ガイドブックを持って、バスの乗り方や道を間違えないことに必死になってる人
*体力や瞬発力のない雰囲気の人
*開けやすいカバンを持ってる人
*金持ちさをアピールしてる人(スキが出来るまで尾行される可能性あり)
・・・まだいろいろ要素はあるのでしょうが、今までの自分の行動や、友達や家族の盗難履歴を参考にするとこの辺りが特に注意しなければならないところだと思われます。
身軽に、そして気をある程度張った様子で、いつどこで泥棒に会うかもしれないという可能性を心に止めている、そんな様子の人を泥棒は狙わないはずです。
楽しい海外旅行でそんな緊張感を伴いながらサイトシーイングするのは嫌なものですが、仕方ないですね。
まずサングラスを掛けていると表情が分かりにくくなるのでこれはおススメです。
気弱でソフトな目元の方は特にサングラス必須。
そしてカバンも開けにくい感じのやつにするべきです。
何もあの、海外盗難防止用の首からぶら下げたり腹に巻いたりするような装置は必要ないと思います。ただ、カバンの中にポケットがいっぱい入っているとか、複雑な構造になっていたりするものが好ましいですね。
で、財布の中に不必要にいろんなものを入れない!!
財布の中にカード用のポケットがいっぱい入っているのでそれを見ると「ああ、これを全てカードで埋め尽くしたい」という衝動に駆られますが無視しましょう(今回の私の場合はそれで失敗した)。
財布の中にはお金だけ、しかも全額ではなく一部だけ、入れておくようにするべきですね。
で、カードとかは別な入れ物にいれておくか、ポケットに分散しておきましょう。
これでもしも財布が盗られても、カード会社に連絡をしまくるという、大変労力を費やされる作業を避けることができますし、とりあえず今回の私のように完全な一文無し、になることは避けられますからね!
で、ガイドブックも出来れば持って歩かない。
これは難しいですが、持って歩くのであれば、泥棒を絶対に寄せ付けないような恐ろしい表情をつくるようにするとか。
どこへ行くのか調べたい時は、どこかに座るかバールで茶を飲みながら調べるとか。
歩きながら地図はやばいです。
で、とにかくでかい荷物は持たない!!!(今回の私の失敗はこれもあった)
泥棒は絶対でかい荷物を持っている人を選びます。
なので買い物に行ったらとりあえずそれを持ってぶらぶら歩き回るより、一端タクシーでホテルに帰るとか、お店に預かっててもらうとかするのが一番の手段かもしれません。
それでもでかい荷物を持って歩かねばならぬときは、本当に泥棒に対する警戒心オーラを出しまくって歩いてください。
自分がむしろ泥棒になったくらいの気持ちを表情に露出させるのです。
なんだかんだでこれが泥棒よけの一番のポイントかもしれません。
で、それでもやむなく泥棒に会ってしまったらどうするか!?
は次回更新します。
by dersuebeppi
| 2008-12-07 19:01