見つかりました
2008年 12月 04日
お騒がせいたしましたが、昨日ブログに更新をした後、警察から電話が掛かってきて「あんたの財布が見つかったので取りに来て欲しい」と言われました。
はやっ!!
「・・で、中にお金は・・・」
「お金? ああ、入ってますね」
「え、ええええ~っつ!?」
ここで一瞬なんて奇跡的なことがありえることかと我が耳を疑いましたが、すぐに私はかつてそこにグアテマラの友達から「何の貨幣価値も無いけど・・・」と貰ったお札が一枚入っているのを思い出しました。
「お金ね、グアテマラのお札が一枚入ってました」
私の落胆のため息を聞いて、「まあ、スリもプロだからねえ」と呟く警察のオヤジ。「あ、それとね、1ユーロコインも入ってましたよ!」
き、奇跡だ・・・
でも諸々のカード(クレジットカードやキャッシュカードはブロックしてしまったのでもう使い物になりませんが・・・・)や息子の写真、息子が子供の時に作ってくれた300億円当たる宝くじはしっかりそのままあったので良かったです。
スリは財布を盗んで中からお札を抜いた後、うちの子供の写真がバーンと入ったその生活臭の染み込んだ財布を道路に捨て、それを親切なポルトガル人のおっさんが拾って届けてくれたというわけです。
とにかく財布だけでも戻ってきたのは嬉しいことです。
やはり子供の写真などを入れておくと、それをそのままゴミ箱に投げ捨てられずに済む可能性も高くなるといえそうです。
というか、今後私がスリへの良心呵責作戦として考えていること。
財布に子供の写真、自分の祖父母の写真をこれ見よがしに入れ、支払いで埋められた偽家計簿を見やすい感じに入れておく。
偽借金の督促などをお金と一緒にはさんでおく。金額は多額。
または財布を開けた途端に
「この財布を拾ったものに呪いあれ」と書いておく。
・・・
こんなことを考える前に、今後財布を盗られないように気をつけることが大事ですね。
ところで、この財布を取りに行った後、家へ帰る市電に乗ろうとステップを登ったら、なぜか一緒にいたaさんが後ろから付いてきません。おかしいなと思って振り返ると、狭いステップのところで女の子が一人後ろの列をせき止めて運転手になにか質問しています。なぜ後ろの人を通してあげないのかなあ、と思って見ていると、髪を振り乱したaさんが「ちょっとおお」といいながらやっと入ってきました。
そう、彼女もスリに狙われてしまったのです。
まず私の後にステップに上った女の子が運転手に質問するふりをしながらaさんをブロックし、うしろからグルの2人が前に進めず困るaさんのカバンに手を伸ばす。
でもaさんは「おかしい!」と察して「なんなのさ、あんたたち、通しなさいよ!」と前の女の子を押しのけて電車に入ってきました。
カバンのチャックは5センチほど開いていました。
ほんっとおおおおおおに、今のリスボンはスリだらけっすよ!!!
すごい。
まじやばい。
こんな私からも金を取ろうとするほど不景気であるという、世知辛さを実感させられる師走の慌しさでございます。
リズボンにいらっしゃる方はほんっとに気をつけてくださいねえっ!
はやっ!!
「・・で、中にお金は・・・」
「お金? ああ、入ってますね」
「え、ええええ~っつ!?」
ここで一瞬なんて奇跡的なことがありえることかと我が耳を疑いましたが、すぐに私はかつてそこにグアテマラの友達から「何の貨幣価値も無いけど・・・」と貰ったお札が一枚入っているのを思い出しました。
「お金ね、グアテマラのお札が一枚入ってました」
私の落胆のため息を聞いて、「まあ、スリもプロだからねえ」と呟く警察のオヤジ。「あ、それとね、1ユーロコインも入ってましたよ!」
き、奇跡だ・・・
でも諸々のカード(クレジットカードやキャッシュカードはブロックしてしまったのでもう使い物になりませんが・・・・)や息子の写真、息子が子供の時に作ってくれた300億円当たる宝くじはしっかりそのままあったので良かったです。
スリは財布を盗んで中からお札を抜いた後、うちの子供の写真がバーンと入ったその生活臭の染み込んだ財布を道路に捨て、それを親切なポルトガル人のおっさんが拾って届けてくれたというわけです。
とにかく財布だけでも戻ってきたのは嬉しいことです。
やはり子供の写真などを入れておくと、それをそのままゴミ箱に投げ捨てられずに済む可能性も高くなるといえそうです。
というか、今後私がスリへの良心呵責作戦として考えていること。
財布に子供の写真、自分の祖父母の写真をこれ見よがしに入れ、支払いで埋められた偽家計簿を見やすい感じに入れておく。
偽借金の督促などをお金と一緒にはさんでおく。金額は多額。
または財布を開けた途端に
「この財布を拾ったものに呪いあれ」と書いておく。
・・・
こんなことを考える前に、今後財布を盗られないように気をつけることが大事ですね。
ところで、この財布を取りに行った後、家へ帰る市電に乗ろうとステップを登ったら、なぜか一緒にいたaさんが後ろから付いてきません。おかしいなと思って振り返ると、狭いステップのところで女の子が一人後ろの列をせき止めて運転手になにか質問しています。なぜ後ろの人を通してあげないのかなあ、と思って見ていると、髪を振り乱したaさんが「ちょっとおお」といいながらやっと入ってきました。
そう、彼女もスリに狙われてしまったのです。
まず私の後にステップに上った女の子が運転手に質問するふりをしながらaさんをブロックし、うしろからグルの2人が前に進めず困るaさんのカバンに手を伸ばす。
でもaさんは「おかしい!」と察して「なんなのさ、あんたたち、通しなさいよ!」と前の女の子を押しのけて電車に入ってきました。
カバンのチャックは5センチほど開いていました。
ほんっとおおおおおおに、今のリスボンはスリだらけっすよ!!!
すごい。
まじやばい。
こんな私からも金を取ろうとするほど不景気であるという、世知辛さを実感させられる師走の慌しさでございます。
リズボンにいらっしゃる方はほんっとに気をつけてくださいねえっ!
by dersuebeppi
| 2008-12-04 06:58