仕事の合間に
2008年 11月 19日

リスボンから北西に120キロ程行った場所に、アルコバサという修道院で有名な古都がありまして、そこで「修道院の菓子見本市」みたいなのが開催されているというので、ご近所のAさんに誘われて行ってきました。

前日に某カフェにて開催されたタイ飯パーティー(とっても美味でした)で結構飲んでたお陰で二日酔いだし、喋りすぎたお陰で疲れてるし、でもって仕事もトイレに行ってる間も惜しまなければならぬほどの切迫状態だったはず・・・・なのですが、朝起きて窓から見える抜けるような青い空に負けて腰を上げたわたくし。
しかし行きのバスでは田舎マラソンのラストランナーの爺さんの後ろにバスが付いてしまい、普段より30分も遅れて目的地に到着。
久々に車酔いをいたしました・・・

こんなコンディションの時に卵の黄身をたーーっぷり使ったポルトガルの修道院菓子のフェアなんかに行って味見してる場合じゃないんですけどね。
湿ってじめじめの修道院の中は、菓子の並べられたたくさんのブースが設置され、菓子を買うのに余念がないポルトガル人達でにぎわっています。

うーん。見渡す限りテーブルの上は黄色だらけだ!!
卵使ってない菓子なんて全体で一つくらいしか見つけられませんでした。
あとは全部卵&アーモンドベース。

これはおそらくアーモンドのマジパンで作った鯛。

鯛、だと思います。
にぎにぎしい歪み具合や成功に埋め込まれた歯やベロが何とも味わい深いですが、その表面を思い切り親指で押してみたくはあっても、食べたいとは思いませんでした。
ちなみにポルトガルの卵はそのほとんどにサルモネラ菌が沸いてるそうです。
私も以前、レイテクレームという卵を使った菓子を食べて発熱し、苦しい腹を抱えて寝込んだことがありました。
調理系の菓子はいいのですが、生っぽいやつもたくさんあるので、おそらくサルモネラ菌がわきまくってる可能性があります。
サルモネラ祭りです。
結局無難そうな(卵使用率の低そうな)菓子を調達して帰ってきました。
帰り道ではガラクタ市が開催されてました。

ほんっとにガラクタしかなくて、今度は自分も家の中にある捨てられないもの集めて参加したいな、と思いました。
by dersuebeppi
| 2008-11-19 03:43