俺たちフィギュアスケーター(邦題)
2007年 11月 11日
原題は「Blades of Glory」でございます。
この映画は夏に日本へ帰る時に飛行機の中で見たものなんですけど、昨日街中まで散歩に行ったらすでにDVDが売られていたもんですから、もう即買いしてしまいました。
飛行機の中では10種類以上もの映画を選択できる状況のなかで、ひたすら一途にこのスケート映画を見続けた私、その時確実に「これがDVDになったら自分の栄養補給源として絶対に買わなければ」と心に決めていたものですから、購入への迷いなんてありませんでした。
で、調べてみたらこの映画、なんと日本でも12月に公開されるって言うじゃないですか!!!
あたしは別にフィギュアスケート大好きってわけじゃないんですが、意表を衝かれる衣装や振り付けが時によってはツボにドカンとくることがあって、そういう意味ではシーズンになるとつい楽しみに見たりはするんですね・・・それで見る度にフィギュアスケーターには彼ら独特の時間の流れ方や彼ら特有の掟があるんだなあ、と思ったりはしていて。
この映画は要するに、そういう毒気的ツボを重点的に攻めてる映画です。
可憐なはずのフィギュアスケートってもんをこのような失礼な観点で見てしまう人が沢山いるからでしょうか、全米2週連続NO.1、興行収入1億1,800万ドルを突破したんだそうです。
主演はウィル・フェレル。
相手役はジョン・へダー。
二人の現代という時代を完全にムシしたいでたちといい、人柄といい、気持ち悪さっていうか、もうなんていうか、たまらないものがあります。
ちなみに金髪のジョン・へダーのこの髪型ですが、1970年代に確か日本中の女子がきゃーきゃー言ってた外タレで、こういう人いませんでしたっけ??
あ、そうそう!レイフ・ギャレットだ!(どうでもいいんですけど・・・)
彼の役柄はピューリタン精神旺盛な潔癖男。
ウィル演じる主役もこれまた・・・この人の顔を見てるだけでも可笑しいのですが、見ている間は気持ち悪くても最後にはなんだか可愛らしいとさえ私は思ってしまいました。
こわいですね。
その他の出演者もみんなイイ味出してくれてます。
プロのスケーター、サーシャ・コーエンもウィル・フェレルのちぎれたブリーフ(と思う)を振って興奮したりする脇役で出演してます。
バカバカしさもここまで完成度を高くしてくれると、もう言うこと無いです。
トーナメントのシーンなんて、大会用のマスコットといい現場から醸される緊迫感といい、本物の選手権を思い起こさせるくらい完璧な仕上げになっててすばらしいです。
是非公開されたらご覧になってみてください!!
俺フィギHP
by dersuebeppi
| 2007-11-11 17:58