ブラジル
2007年 04月 12日
今まで結構いろんなところ行きましたけど、一番私が心置きなく馴染める国といったら、もう文句なしにブラジルですね。
十数年暮らしたイタリアよりも、生まれた日本よりも、断然ブラジル。
日本だけではなく、イタリアでさえ疲れ知らずのエネルギー炸裂女と見られがちな私が、ブラジルへいくと極一般的な、いえ、むしろしおらしいくらいの女性に見られるのは大変ポイントが高いですね。
この国に居る間は信じられないくらい体調が良くなり、ふだんでは考えられないような病気知らずの健康体になることからも、私がブラジル馴染み体質であることが判断できます。
多分まあ気候だとか、食べ物だとか、人々のライフスタイルだとか性格ってのが、ストレスの要素に全くならないからなんでしょうね・・・
確かにここポルトガルも穏やかで良いのですが、皆あんまりはしゃがないんですよね。
ポルトガルの女の人って基本的に静かだし。
それに比べてブラジル女のエネルギーたるや、さすがいろんなところの血が混じってるからかしりませんけど、際限なし!!
(あ、これはサンパウロで居候させていただいたお宅です。プールつきペントハウス。隣はアイルトンセナの住んでいたマンションです)
ある日日本から飛行機に20何時間も乗ってサンパウロへ行った、その到着日に迎にきてくれたブラジル人の友人が組んでくれたスケジュールをちょっとここに書いてみますと、
11:30 日本からサンパウロ着
13:00 イビラプエラ公園で一時間ウォーキング(というか、他の友達たちと合流)
14:00 友人宅でご両親を含めてのウェルカム昼食会
16:00 やっと部屋でくつろぐ
17:00 友達が「友達たちが待ってるから」と街中のビール&ピザ屋へ我々を連れ出す
19:00 盛り上がる。さっき食べたものが消化してないのにもうピザを食べる。しかしそうこうしていると、とつぜん友達が「あ、いけない!はじまっちゃう!」と焦りだし、再び我々を車に乗っけて移動。
(はっきり言って日本を発ってから寝ていません)
20:00 ライブハウス着。 サルサナイト。 激しく踊る。
22:00 盛り上がっていると、いきなり友達が「あ、いけない!! はじまっちゃう!」と再び我々を車に乗っけて移動。移動先、でっかいイベント会場。
23:00 バイーアの人気グループ、Chiclete com Bananaのライブコンサート。オールスタンディング。しかも皆片手にビール。これで飛んだりはねたりするから全身ビールまみれ。ふらふらだが、周りの盛り上がりに煽られて一緒になって両腕を振りながら、サルバドールのカーニバル踊りを踊る。
この辺まで来ると、もうハイ状態になっていて疲労感とか、眠気とか、一切感じない状態。
02:00 コンサート終了。 さあ、これでやっと帰れる!と思ったら「これから皆で一杯やりにいかない?」と友達。 日本から一緒に来ていた友達がもう完全にKO状態なので、丁重にお断りして家に連れていってもらう。
08:00 人様の家だし、と思って気を使って起きて挨拶しにダイニングに行くと、友人は既に仕事へいく準備万端。ニコニコ笑いながら「昨日あの後も盛り上がったのに、残念!」。そのまま一切寝不足感を醸さず軽やかに仕事へ。
日本から一緒に来ていた友人は熱が出てその日から二日間ほど寝込む。
と、まあ、私の場合こんな感じのたっぷりな1日をブラジルへ行くと一週間に3回から4回は過ごすわけですよ。書き出して見ると信じられない感じですが、意外にこれがあっさりできちゃうんですね。
自分がブラジルに行っていたときの写真を見ると、周囲への同化っぷりに驚きます。
日本にいた時よりもこちらからブラジル行く方が近いんですけどね、ついなんていうか、近いと腰が逆にあがらなくなるというか。
でももうそろそろエネルギー補給に戻りたいところです・・・
by dersuebeppi
| 2007-04-12 04:33