パドヴァの昆虫博物館 Esapolis
2018年 08月 19日
地元の人も行かなければ、多分どこの国のガイドブックにも出ていないであろう
パドヴァの昆虫博物館Esapolis。
ヴァカンスまっただ中という時期も重なり、もちろん自分以外の客は誰もいない。
入り口は一般の人の家を訪れる時と同じ様に、呼び鈴を押す。
5回くらい鳴らしてやっと瓶底眼鏡をかけたお嬢さんが扉を開けてくれた。
掃除中だったのか右手にはモップが握られている。
もともとはこの地域で営まれていた養蚕記念館みたいなものだったのが
パドヴァ大学との提携で昆虫博物館になったのだそうだ。
だから博物館の展示物の半分以上は蚕の繭。
品の良いアンティーク戸棚の中に巨大な蚕の幼虫と成虫のフィギュアが展示されていた。
いつ頃作られたのか知らないが、どうして真ん中が横に割れているのかわからないが
なかなか恐ろしい。
by dersuebeppi
| 2018-08-19 02:12