漫画と編集者のあれこれ
2018年 02月 21日
テルマエ実写版原作使用料+付録問題でSNS炎上騒ぎが起ってからもう数年。
私があの時言わんとしていたことの中には、ネット上で歪曲し、誇張し、まったく見当違いの捉え方をされてしまったものもあります。
私がなぜ漫画家としての労働者的権利を強く訴えたかったのか、作家は「やりたいことやらせてあげているんだから口出し無用」的扱いに黙り続けていられるのか。『テルマエ・ロマエ』という作品があの時のあの編集者とでなければできなかった作品だったという私の気持ちも、炎上の周りで騒ぐ人にはどうでもいいことだったように思えました。
とはいえ、人は自分たちの解釈したいように捉えるのが性ですし、それは仕方の無いことでもあります。
でも、だからこそ、言葉に代えておきたいことはまだあります。
そんなわけで、おそらくそんな話を交わす座談会の開催は今月26日です。
お待ちしております。
by dersuebeppi
| 2018-02-21 10:47