北鎌倉落語会で西洋音曲を披露する
2018年 01月 22日
先日20日北鎌倉円覚寺で開催された「お坊さんアカデミー」喬太郎独演会に畏れ多くもとりマリが参加してきました。
まさか出囃子でお客様の前に現れる日がくるとは想像したことすらありませんでしたので、それだけでももう感激。
喬太郎師匠、そして真打ちになられたばかりという志の八師匠、どちらの噺も本当に素晴らしくて自分の出番のことなどすっかり忘れて楽屋で聞き入ってしまいました。
喬太郎師匠は風邪をひいていらして病院経由で会場に現れましたが、とてもそんなふうには見えないエネルギッシュな口演で終始圧倒されました。
日本における言葉文化の極みのひとつ「落語」。
古代ローマ時代の人も雄弁であるかどうかが人間としての品質にもとめられたことではありますが
落語は言葉と表情のみで人の心をここまで開放させ、笑わせ、感動させるわけですからシンプル且つ奥深さという意味では最強のエンターテイメントだなとこの機会に改めて痛感。
志の八師匠はそのむかし漫画家になりたかったのだとか、そんな雑談もできて楽しかったです。
ちなみにとり・みきさんは嘗て明治大学の落語研究会にも在籍していたこともあり、なんだかいつもよりも若干緊迫しているような面持ち。
今回は時間にも制約があるのでとり氏による台本通りにステージを進めなければならず、講演会でもライブのMCでもその場で浮かんでくるアドリブネタが当たり前の私はちょっとばかり緊張しましたが、それでもなんとかやりこなしました。
ちなみに会終了後円覚寺佛日庵住職やプロデューサーの植竹氏達とともに夜中まで打ち上げがございまして、昨日は二日酔いでヘロヘロ状態。全て含めて凄い1日でした。
遠方からも含めて当日起こし下さった皆様、本当にありがとうございました。
(落語会の写真撮影 植竹公和氏、錦織雅己氏)
by dersuebeppi
| 2018-01-22 08:05