今年のクリスマスプレゼント
2016年 12月 26日

今年は姑が右腕を手術し、退院したばかりということもあって、クリスマスの親戚集まりの準備はいつにも増して大忙しでしたが、セッティングから最後の片付けに至るまでなんとか乗り気ることができました。

イタリアのクリスマスは日本のお正月のように、家族で過ごし、親戚の挨拶まわりをするのが習わしです。
逆にお正月は友人同士と大騒ぎをして夜明かしする日だから日本とは逆です。
共通点があるとしたら、どちらも食後のテーブルにはみかんが並べられること。他にこの時期に食す特徴的なものにドライフルーツやナッツ類があります。

洗い物もすべて終えてさて帰ろうかという時に姑からクリスマスプレゼントを頂く。
50年前に彼女の知り合いの陶器職人が作ったという大きなヴィンテージ皿。
ちょうど私が生まれた年に作られたということも含めて、これは嬉しい。
ネコは9回生きるということわざと、あの世に召される飼い主を運ぶ猫天使の楽隊(主人の手にはワイングラス)。

姑は代々この地域の陶器職人の家に育っているのと、かつては父親(私をイタリアに招聘したマルコ爺さん)が大きな工場を持っていたこともあり、たまに物置からこのようなレアなシロモノが発見されるようです。
にやにや眺めているうちに、わたしもあの世に行く時はネコ天使に召されたい、などと思ってしまいました。
ちなみに勝手口の外ではお腹を空かした不憫な動物達の姿が...

もちろん彼らにもこのあとクリスマス仕様のボリュームアップ飯を存分に食べてもらいましたのでご安心を。
by dersuebeppi
| 2016-12-26 04:58