男性論 ECCE HOMOという本
2013年 12月 17日
明日(12月18日)、このような新書本が発売されます。
いったいどんな経緯で、このような大胆なタイトルの、しかも帯を見れば「テルマエ・ロマエ作者の波瀾万丈な男性遍歴」という「え!?わたしの男性遍歴!?」と思わずひっくり返りそうになった、凄い惹句付きの本が出る事になったのか。
細かい説明はいたしませんが、まあ企画自体は去年から動いていたものです。ただ書き下ろす時間が私の現状からは捻出できなかったので、今回は“語り下ろし”というスタイルで進めて頂きました。
担当編集者の女性と、「男も女もお互いのジェンダー観念をもっとボーダーレスにしないと、日本はこのままだと、いづれ独身だらけになってしまうんじゃないか!?」という懸念のようなものを語り合ったのがそもそもの発端だったわけですが…
それが何だか知りませんが、古代ローマのハドリアヌスからスティーブ・ジョブズ、ソフィア・ローレンに須賀敦子、至難の国際結婚やら例の炎上問題に至るまでの、えらい広範囲な内容となってしまい、やがて総括したテーマが「日本にもルネサンスが起きますように!」という途方もないものになってしまいました。
こんな抽象的で収集のつかない内容を纏めて下さったライターさんも大変だったろうと思います。この場を借りてお礼を申し上げます。
とりあえず、生身の男性達との素敵スキャンダラスな「男性遍歴」ではありませんので、その点はご了承下さいます様に…
(わたくしの憔悴した気弱なドヤ顔も目印)
by dersuebeppi
| 2013-12-17 22:35