近況など諸々
2013年 03月 02日
確かこの間年が明けて… でもう2ヶ月が過ぎたと。
気がつけば3月です。春です。
猛烈な速度で時間が過ぎ去って行ってる感じですが、振り返ってみると自分もこの数ヶ月結構いろんなことをやって来ていて、それを確認することで時間とは決して無駄には通りすぎてはいなかったと思う事が許されます。
そんなわけで近況をアップしておきます。
取り急ぎ明日3月2日(本日になりますね) NHK BSプレミアムで夜9時から
「世界ふれあい街歩き スペイン・ポルトガル スペシャル」に、ポルトガル在住経験者としてゲスト出演いたします。

この番組自体むかしから大好きなのですが、ましてやかつて6年間暮らしていた、そして出来ればもっと長く住んでいたかったポルトガルについてを語らせて頂ける場とあり、映像を前に涙ぐむ思いで眺めながら何かいろいろと喋っております。
美しいポルトガルと素晴らしいスペインを存分にご堪能頂けると思いますので、是非ご覧下さい!!
2月よりNHK BS1でオンエアの始まった「ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち」

わたくし個人のプロローグも含めて既にトルコとカンボジア編が放送されておりますが、これから香港編とフィリピン編が放送されます。 エネルギッシュなアジアの諸地域に溶け込んで自分の力をそこで活かすことに一生懸命な日本の女性達。再放送も何度かあるようなのでこれも是非ご覧下さい。尚公式WEBサイトでは私がこの番組のために描き下ろした漫画も読んで頂けます。
2013年は日本におけるイタリア年ということで、信じられないような素晴らしい展覧会やイベントが目白押しです。

この「ITALIA IN GIAPPONE 2103」(これはイベントカタログのpdf) の企画において私はテスティモニアルという、日本語にすると立ち合い人のような立場になっておりまして、このテスティモニアルが具体的にこれからどう何に関与して行く事になるかはまだ明確ではありませんが(笑) とりあえずイタリアと日本の文化交流の橋渡し的な役割を小さな事であっても担えればいいなと思っております。
とりあえず、間もなく発売される講談社 「GRAZIA」では3月2日から開催されるラファエロ展へのプロローグを「イタリア ラファエロ 母子像を巡る旅」と題して8ページに渡って展開させて頂いております。

先日発売された 「世界の果てでも漫画描き 3 」、今回タイトルは「チベット編」となっておりますが、内容の半分は2巻から引き続き私が暮らしたシリアについてを描いております。

この漫画を連載していた時のシリアはまだ現在のような凄まじき状況には至っておらず、またいつでも好きな時に戻れる国だとばかり思っていたのですが…
そんな感慨を胸に楽しかった思い出や歴史やその佇まいの美しさに感動する内容を辿っていると切なさでいっぱいになります。
特にイタリアと日本の家族を混ぜ合わせた恐るべし合同シリアツアーの壮絶さたるや… いつものことですが漫画では何て事は無い笑い話として昇華しておりますのでお楽しみ下さい…
最終回:
テルマエ・ロマエ、今月12日発売のコミックビーム掲載回をもって最終回となります。
今まで応援して下さった皆様、風呂ネタで6巻まで続けられて私も感無量です。
後半はアシスタントの方達のパワーも増量、素晴らしいエンディングになったのではないかと自負しておりますが、もうルシウスを描く事が無いのだと思うと実は凄く寂しくもあり(笑)。
ちなみに古代ローマ漫画に関しては新しい企画を構想中です!
新連載:
もう方々で話題になってしまいましたが、間もなく最終回を迎える「テルマエ・ロマエ」と入れ違いに新連載「スティーブ・ジョブズ」が始まります。詳細は追ってまたアップいたしますが、これはWalter Isaacsonさん原作の書籍「スティーブ・ジョブズ」をコミック化するもの。原作に忠実な方向で描いていく予定ですので、ジョブズが風呂から飛び出すとか、タイムスリップするとか、そういう内容ではないのでご了承くださいませ。

自慢:
2月はほぼ一ヶ月テルマエ・ロマエの最終回執筆のため日本に滞在しておりましたが、その間に実に沢山の方々にお目にかかりました。
寒さやら何やらで完全に引き蘢り状態のシカゴでの鬱憤をはらすかのように、例えどんなに忙しくても夜には美味しいご飯を求めて飲み歩いていた私。
おつきあい下さった皆様、本当にありがとうございます。また帰国の際には楽しくやりましょう。
そんな中、頂いたサインを公表:

悶絶。
ちなみにこの夜はくらもち先生の他くらもち先生の元アシスタントHさん、とり・みき先生と日本酒を飲みながらキューバの話で盛り上がりました… なんでキューバ…
ちなみにとり先生は連載していらっしゃる日経ビジネスON LINEの 「トリイカ!」で、今回は漫画作品の著作権についてをお書きになっていらっしゃいます(「青春の怒りとカネ」)。民放バラエティ番組における映画化著作権料についての私の発言が考えていた以上に物議を醸してしまって収集がつかなくなりかけたのですが、今回のこの件における実情をベテランの立場から沈着冷静な目で客観的に、そして細部を逃さず捉えて下さった簡潔なとり先生の文章は、やはり既に短くはない日本における漫画の歴史の流れにおいて必然的結果だったとすら思えます。
こうして書き出してみると、されど2ヶ月。振り返ってみるとたっぷりいろんな事があったなあーと溜息が自然に漏れ出てきます。
でも実はそれがまた楽しくもあり、相乗効果となってやる気にも繋がり… パワーの生産性が衰えないうちに、それを無駄無く良い形で表に出していけるようわたくしも日々精進いたします。

気がつけば3月です。春です。
猛烈な速度で時間が過ぎ去って行ってる感じですが、振り返ってみると自分もこの数ヶ月結構いろんなことをやって来ていて、それを確認することで時間とは決して無駄には通りすぎてはいなかったと思う事が許されます。
そんなわけで近況をアップしておきます。
取り急ぎ明日3月2日(本日になりますね) NHK BSプレミアムで夜9時から
「世界ふれあい街歩き スペイン・ポルトガル スペシャル」に、ポルトガル在住経験者としてゲスト出演いたします。

この番組自体むかしから大好きなのですが、ましてやかつて6年間暮らしていた、そして出来ればもっと長く住んでいたかったポルトガルについてを語らせて頂ける場とあり、映像を前に涙ぐむ思いで眺めながら何かいろいろと喋っております。
美しいポルトガルと素晴らしいスペインを存分にご堪能頂けると思いますので、是非ご覧下さい!!
2月よりNHK BS1でオンエアの始まった「ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち」

わたくし個人のプロローグも含めて既にトルコとカンボジア編が放送されておりますが、これから香港編とフィリピン編が放送されます。 エネルギッシュなアジアの諸地域に溶け込んで自分の力をそこで活かすことに一生懸命な日本の女性達。再放送も何度かあるようなのでこれも是非ご覧下さい。尚公式WEBサイトでは私がこの番組のために描き下ろした漫画も読んで頂けます。
2013年は日本におけるイタリア年ということで、信じられないような素晴らしい展覧会やイベントが目白押しです。

この「ITALIA IN GIAPPONE 2103」(これはイベントカタログのpdf) の企画において私はテスティモニアルという、日本語にすると立ち合い人のような立場になっておりまして、このテスティモニアルが具体的にこれからどう何に関与して行く事になるかはまだ明確ではありませんが(笑) とりあえずイタリアと日本の文化交流の橋渡し的な役割を小さな事であっても担えればいいなと思っております。
とりあえず、間もなく発売される講談社 「GRAZIA」では3月2日から開催されるラファエロ展へのプロローグを「イタリア ラファエロ 母子像を巡る旅」と題して8ページに渡って展開させて頂いております。

先日発売された 「世界の果てでも漫画描き 3 」、今回タイトルは「チベット編」となっておりますが、内容の半分は2巻から引き続き私が暮らしたシリアについてを描いております。

この漫画を連載していた時のシリアはまだ現在のような凄まじき状況には至っておらず、またいつでも好きな時に戻れる国だとばかり思っていたのですが…
そんな感慨を胸に楽しかった思い出や歴史やその佇まいの美しさに感動する内容を辿っていると切なさでいっぱいになります。
特にイタリアと日本の家族を混ぜ合わせた恐るべし合同シリアツアーの壮絶さたるや… いつものことですが漫画では何て事は無い笑い話として昇華しておりますのでお楽しみ下さい…
最終回:
テルマエ・ロマエ、今月12日発売のコミックビーム掲載回をもって最終回となります。
今まで応援して下さった皆様、風呂ネタで6巻まで続けられて私も感無量です。
後半はアシスタントの方達のパワーも増量、素晴らしいエンディングになったのではないかと自負しておりますが、もうルシウスを描く事が無いのだと思うと実は凄く寂しくもあり(笑)。
ちなみに古代ローマ漫画に関しては新しい企画を構想中です!
新連載:
もう方々で話題になってしまいましたが、間もなく最終回を迎える「テルマエ・ロマエ」と入れ違いに新連載「スティーブ・ジョブズ」が始まります。詳細は追ってまたアップいたしますが、これはWalter Isaacsonさん原作の書籍「スティーブ・ジョブズ」をコミック化するもの。原作に忠実な方向で描いていく予定ですので、ジョブズが風呂から飛び出すとか、タイムスリップするとか、そういう内容ではないのでご了承くださいませ。

自慢:
2月はほぼ一ヶ月テルマエ・ロマエの最終回執筆のため日本に滞在しておりましたが、その間に実に沢山の方々にお目にかかりました。
寒さやら何やらで完全に引き蘢り状態のシカゴでの鬱憤をはらすかのように、例えどんなに忙しくても夜には美味しいご飯を求めて飲み歩いていた私。
おつきあい下さった皆様、本当にありがとうございます。また帰国の際には楽しくやりましょう。
そんな中、頂いたサインを公表:

悶絶。
ちなみにこの夜はくらもち先生の他くらもち先生の元アシスタントHさん、とり・みき先生と日本酒を飲みながらキューバの話で盛り上がりました… なんでキューバ…
ちなみにとり先生は連載していらっしゃる日経ビジネスON LINEの 「トリイカ!」で、今回は漫画作品の著作権についてをお書きになっていらっしゃいます(「青春の怒りとカネ」)。民放バラエティ番組における映画化著作権料についての私の発言が考えていた以上に物議を醸してしまって収集がつかなくなりかけたのですが、今回のこの件における実情をベテランの立場から沈着冷静な目で客観的に、そして細部を逃さず捉えて下さった簡潔なとり先生の文章は、やはり既に短くはない日本における漫画の歴史の流れにおいて必然的結果だったとすら思えます。
こうして書き出してみると、されど2ヶ月。振り返ってみるとたっぷりいろんな事があったなあーと溜息が自然に漏れ出てきます。
でも実はそれがまた楽しくもあり、相乗効果となってやる気にも繋がり… パワーの生産性が衰えないうちに、それを無駄無く良い形で表に出していけるようわたくしも日々精進いたします。

by dersuebeppi
| 2013-03-02 02:14