テルマエ・ロマエのヒノキ桶とローマオバサンの頭

最近イタリアから送ってもらった資料をペラペラと捲っていたら、今までで盛り込み最大級のヘアースタイル写真が出てきました。

これを最初に出土した人は、人の顔がくっついているのに気が付くまで何だか分からなかったと思われます。

こういう頭はちょうど紀元前一世紀の初頭、アウグストゥス帝の奥さんリヴィアあたりから始まり、トライアヌス帝の時代までだいたい１００年以上流行り続けますが、ルシウスの時代には盛り上げる流行衰退して、皆さん比較的落ち着いた髪型に戻られます。

でもモリが盛んだった時代にこんな人もいたわけです。

これはまあ、ポンペイで発見されたフレスコですが、知的女性の代表格的肖像画と言われてはいます。
頭にかぶせている金糸のネット、これはこれで流行ってたみたいですね、しっかりと出土してるんで。


あと女性達はこんなエレガントなストリジル使ってたみたいです。

取っ手の彫刻もストリジルを持っています。


ところで今年の春にこんなルシウスの顔が刻印されたヒノキの桶が数個だけ流通したことがありました。
ご好評につき、再生産するそうです。

私も持ってますが、やっぱヒノキの香りって最高です・・・・もうなんていうか、日本人にとっては最高のアロマじゃないでしょうか！？　自然の香りとともに風呂までがイメージできる香りなんてもう、癒しアロマ以外の何物でも無し！！
こちらで購入できます→「テルマエ・ロマエ風呂桶」

ヒノキの風呂のある家に暮らしたい。