ホワイトソックス観戦
2011年 05月 19日
昨日の夜、シカゴの久枝日本総領事からのお招きでシカゴ・ホワイトソックスの試合を見てきました。
といってもただのリーグ観戦ではありません・・・・
なんと・・・なんとホワイトソックスのオーナー、ジェリー・ラインズドルフ氏専用ダイアモンドスイートルームからの観戦なんざます!!!
私は野球に関してはそんなに熱狂的では無いのですが、まあ日本人ですから自然に身近なスポーツとして親しんできてはおりました。でも日本を離れてからというもの、ヨーロッパでは野球のヤの字も聞かない日々が続き、野球観戦など全く行く機会も断たれてしまったので、今回のこのホワイトソックスVSテキサス・レンジャーズの試合の観戦のお誘いを受けた時は凄く嬉しかったのですが・・・・
まさかそれがあなた、オーナーのお部屋からだなんて・・・
バックスタンドの真後ろのガラス張り、座り心地の良い椅子がずらりと並び、しかもなんだか凄い御馳走が後ろのテーブルに並んでいるではありませんか。
久枝総領事、さすが凄い人脈でございます。
人生で一度も野球を見たことの無い旦那はもう球場の駐車場あたりから様子がおかしくなっていましたが、このスイートルームに入って領事と奥様とごあいさつを交わしてからはもう何が何だか分からなかったみたいですね。
ワインを開けてもらい、美味しい食事を頂きながら全開した窓からは球場を埋める観客の熱気の臨場感が流れ込んで来ます。
そうこうしているうちに、現れました。オーナーのジェリー・ラインズドルフ氏。
大金持ちなのになんかもうそんな事は意にも解さない、さばさばした様子の実に感じの良いおじさんです。領事が私と旦那を「彼らには16歳の息子がいるのですよ」と紹介してくれた時「何?彼が16歳の息子じゃないのか!?」と旦那を見て笑うラインズドルフさん。
やっぱりいろいろ経験して来た人は一言目の挨拶でもなんだか鋭い見解で思わず笑ってしまいました。
(右端が久枝総領事夫妻、その隣がラインズドルフ氏)
そうそう、ちなみにこのラインズドルフさんはシカゴ・ブルズのオーナーでもあるのでした・・・・(汗)。
で、いよいよ試合開始。
・・・・最初からテキサス・レンジャーズが快調に飛ばします。
野球のルールを全く知らない旦那、レンジャーズが得点を入れた瞬間「よし!!!」とか反応して思わず冷や汗が出ました。
ホワイトソックスのオーナーが隣で見ている場所で相手方のリードを「よし」。
私の忠告にしばし青ざめた後は気を取り直してホワイトソックス応援に熱が入ります。
・・・しかし、ホワイトソックス、なかなか得点を入れられません。苦戦が続きます。
私達の観戦しているダイアモンドスイートにもどことなく、気まずい空気が充満してきます。
オーナーと一緒に観戦するってのは、こういう気遣いが伴うことだったのか!!!と、急に我に返る私達。
ワインもご飯もなんとなく喉を通らなくなってきました。
でも、後半ホワイトソックスがホームランを出してレンジャーズと同点に追いつき、その後は見事逆転。
オーナーと思わず握手をして喜ぶ私達。
一気に気が緩む私達、ああよかった・・・・
ダイアモンドスイートでの大リーグ観戦、大変貴重な経験でございました。
あ、こちらはデザートワゴン。凄いわ、ほんと。カロリー炸裂。
・・・・・
ところで、野球を知らない旦那のまず選手を見た時の感想。
「え!?スポーツ選手なのにみんなハラ出てるけど大丈夫なの、これ!?」
by dersuebeppi
| 2011-05-19 11:20