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マグマ岩塩・うまい海苔・うえけん

先日日本から届いた小包の中身です:

その①
駿河屋海苔店の味海苔
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数年前、私の担当編集であるコミックビームの奥村編集長から、リスボンで日本食に飢えて悲しくなっていた私に送られてきた「贅沢ふりかけ」。
これが・・・モーレツに美味くて、子供と競り合って食べてるうちに幻のように消えてなっくなってしまった素晴らしいふりかけなんでございます。
味海苔がたっぷりのその名の通り「贅沢ふりかけ」!!!
しかも販売元の駿河屋海苔店っていうのは、奥村編集長の大阪のご実家なんでございます!!(編集長の御兄弟が後継ぎをされているそうでございます)
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これは四万十川の青のり仕立て味海苔。

というわけで、数年ぶりにこの「贅沢ふりかけ」がその他の「新製品やねん!」と一緒にシカゴの我が家に到着。
「梅味」も梅大好きな私には激ツボな味。
海苔ってどうしてこんなに美味いんだろう・・・

あっつあつのご飯にうまーい味海苔、わたくしはおかずがなくてもこれだけでしばらく生き抜いて行けます。


その②
マグマ岩塩入浴剤
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シカゴの家にある人をバカにしたような浅くて狭い浴槽に、それでも何もないよりはましと毎日2回湯をためて浸かっている私ですが、実家や編集部、そしてこちらの日系スーパーマーケットで入手できるさまざまな入浴剤をその度に試してきました。
沢山ヒットはあるんですけど、そんな中でも友人のマンガ家三宅乱丈が最初に送ってくれた、最近アロマテラピー的な意味も含めてすっかり虜になっているのがこれです。
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チベット・ヒマラヤの標高4000m地下100mに眠る今から3億8千万年前のマグマ岩塩。
これをお湯に入れるとそこにぷあ~んと漂ってくる香りは、まさしく硫黄!!
私はこの素晴らしい臭いにつつまれながら、登別温泉やら後生掛など日本各地の硫黄系温泉地に思いを馳せらせるのです。
私にはこれ以上のアロマはございまん。

ただし、家族(特に夫)には
「ゆで卵臭え!」だの「オナラ臭」だのいろんなことを言われますが、温泉のわからない奴に私も理解は求めません。
ちなみにベレンちゃんのリアクション。
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ポルトガル生まれのベレンちゃんいもちょっと疎遠な臭いだったかしら・・・
いや、これはちょっとオーバーリアクションです。
岩塩が乾いている状態の時はそんなに強い臭いはいたしません。
ただお湯に溶かしますとね・・・
「オナラ臭いぞ!」とイタリア語の声が風呂場の外から聞こえてくるわけです。


そしてその③

上野顕太郎最新作「明日の夜は千の眼を持つ」
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私は漫画でも映画でも完成度の恐ろしく高いバカバカしいものが大好きです。
上野顕太郎という作家は物凄い技術力を備え持っており、この方においては漫画以外の分野でも、どんなに難しく困難な絵画でさえ模写することができるような気がします。そんなワザを使って展開されるうえけんワールドの途方の無さ・・・
同じ作者の「さよならもいわずに」と一緒に本棚に並べながら、上野顕太郎の愛と涙、そしてどんな場面でも『人間の求めるバカバカしさ』からは眼を背けない、逞しい生き方にしみじみ感動を覚えるのでありました・・・
尊敬してます。

以上、最近届いた私の心と体のサプリメントでございました。
by dersuebeppi | 2011-02-20 22:45

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