仲良し作家とコラボTシャツ
2010年 11月 22日

昨夜、風呂に入ろうと思ってバスタブに湯を張って、ちょうど良き湯量になったところで蛇口を閉めようとしたんですが、どんなに閉めてもお湯の排出が止まりません。止まらないどころか熱湯がじゃんじゃん出てきて、凄い状態に。普段は別に何が起きてもあまり動じない私も、昨日ばかりは映画「タワーリング・インフェルノ」を思い出して大パニックになってしまいました。
結局夜中だったにもかかわらず点検の人が見に来てくれたのですが(とりあえずお湯は止めてくれました)、直すにはこの60階あるビルの水道を全て止めねばならぬとのこと。今日これからその作業に来るそうです。
60階建てでも築20年強・・・いろいろありますわ。
ところで・・・
親友に漫画家の三宅乱丈というのがいるのですが。
彼女とはまだお互いが漫画家として軌道に乗る前に知り合いました。
私は当時イタリア文化関係の仕事をしておったのですが、三宅さんの従妹がその職場にいらしたわけです。
私はイタリアから帰って来たばっかりで、乳飲み子を抱えて大変あたふたしていた時期だったのですが、帰国後一番最初に出来たお友達がこのふたりなのでした。
私もぼちぼち、当時講談社から出ていたMIMIという雑誌にフィレンツェのルポ漫画かなんかを細々載せていましたが、漫画家としてはまだ殆ど何のキャリアも無い状態。
方や三宅さんはいろんな雑誌に投稿しては入賞する、という繰り返しの状況が続いていたようですが、まだデビューはされておらず、スーパーでビールの試飲とかのバイトをしていた記憶があります。
そんな彼女と今同じ雑誌で連載を持てているこの不思議さ・・・この運命の素晴らしさ。
テルマエ・ロマエを連載しているコミック・ビームとは勿論既に「イムリ」を連載されていた三宅さんのお誘いでテルマエの1話を見ていただくことからお付き合いが始まったのですが、人生いろいろと面白いもんです。
(ちなみに彼女がうちの息子に買い与えたレゴの総額だけで凄い事になってると思われますが、6歳の時のお誕生日プレゼントはエイリアンのフィギュアでした)
で、彼女とはよく国内外旅行をしたりもするんですが、去年の春に東北へ車で温泉巡りに出かけたときに、旅先(後生掛温泉)から一枚の絵手紙をビーム編集部に送ったのでありました。

そしてその絵手紙がなんと今一枚のTシャツになってしまったのでした。
これは友情の証として一生大切にしておきたいTシャツでございます・・・
こちらで購入できます!!
みなさまも今コミック・ビームれ連載中の三宅乱丈作「イムリ」、昨年は文化庁メディア芸術祭の漫画部門で優秀賞も取っている作品で頗る面白さですから、もう、是非読んでみてください!!

ちなみに私と彼女が出会った後に連載の始まった「ぶっせん」(仏教専門学校)
、

これは私も細かい着物の柄なんかも手伝ったりしていろいろと懐かしい作品ですが、腹の底から笑いたい、という方には絶対お勧めです。私はフランダースの犬の最終回を見た直後でも、この「ぶっせん」で腹の底から大笑いできてしまいます。
あと笑いエキスを供給してもらえるのに「まちこ船」ってのもあります。

Tシャツの宣伝をしながら三宅さんの宣伝もしてしまいました。
でもほんと、テルマエでも少しは笑えたわ☆というあなたには今上記で紹介しました2作品は確実にくると思いますので、ぜひ読んでみてください!! イムリもよろしく!!
by dersuebeppi
| 2010-11-22 22:26