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モデストゥス技師のインタビュー英語版

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本日発行された「毎日ウィークリー」の一面です!
一面だったのか!!
「すべての道は風呂に通ず」というタイトルで、テルマエ・ロマエのルシウス・モデストゥス技師が日本の風呂についてや言語についてなどの質問をいくつか受けて答えておられます。
英語もルシウスのラテン語に合わせた、かたっ苦しさモリモリの英語になっていて、旦那もウケてました。
「すげえなあ、ルシウス・・・」と。
ちなみにルシウスのフルネームもここで初公開しておりますが
Lucius Quintus Modestus,
これが本名です。
Luciusはラテン語発音だと「ルキウス」となりますが、私は最初からあえて「ルシウス」としました。
なぜなら、後のプロセスでマンガの中に数名のルキウスが出てくる事も想定されており、複雑なことになるのを避けたかったのと、響き的に「ルシ」の方がちょっとした気弱さや繊細さが醸せていいかなと(勝手な解釈)。マンガだし別にその辺は好みでいいんじゃないのということでルシウス。
これはラテン語をご存じのたくさんの方からもう何度となくご指摘頂いてきたのですが、この場を借りてこの様にご説明させていただきたく思います。

余談ですが、私の「マリ」という名前、これ日本以外の国できちんと「マリ」と呼ばれた事はほとんどないですね、大体が「メリー」「メアリ」、イタリアの田舎だと「マリーア」。
最初は「マリですよ」と訂正していましたが、だんだんどうでもよくなってきて、メリーと呼ばれても「はーい」と素直に振り返るようになりました。
旦那のBeppiという名前も、国によっては発音できないらしくて、アラビア諸国では一番それにちかいアラビア語表記での発音が「ビビ」でした。それ以来私も旦那を「ビビ」と呼んでいます・・・激しく拒絶されますが。
あとラテン語圏では「H」の発音がないので、日本の名前の方でHで始まる方はイタリアなどではまず生粋の名前では呼ばれないということを覚悟してください。ヒロミさんであれば「イロミ」となります。
国変われば発音もいろいろです・・・



それと、先日発売された幻冬舎の「パピルス」33号
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私のエッセー「望遠ニッポン」、連載2回目の今回は3本立てです。内容は日本のトイレについてと、結婚式(かつてフィレンツェで見かけた石田純一の結婚式のこととか・・・)、そしてビールについてです。
よろしかったらどうぞ!
by dersuebeppi | 2010-10-30 22:10

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