手塚治虫氏を描く

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本日発売のグランド・ジャンプ20号
連載中の「オリンピア・キュクロス」ですが、
今回は手塚治虫氏と古代ギリシャ人デメトリオスが
絵を描く仕事、についての対話を交わす内容になっております。


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ギリシャの壷絵の絵師であるデメトリオスは
1964年の東京で“マンガ”と衝撃的な出会いをし、
手塚マンガ作画を手伝う、という無茶苦茶な展開になっております。



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手塚プロと手塚るみ子さんの寛容なご理解には心底より感謝致します。




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# by dersuebeppi | 2018-09-19 11:30

 




 昨夜ポンピドゥーセンターで行われたトークショーと『亡霊ディナー』で古代ローマ・日本怪物妖怪亡霊比較文化についての発表をしました。

 
 トークショーでは「日本は海外のメディアの評価によって自分たちって凄いんだ、と思いたがる傾向があります」だの「出版業界と作家の契約のあり方は先進国とは言い難い」などと辛辣な発言をするも、どうも同時通訳の方はそれをオブラートで包んで表現してくれていた模様。


 海外では日本文化に妄想や憧れを感じている人に水を差し、日本ではイタリアに妄想や憧れを抱く人に水を差す、そんな立ち位置の私ですが、もともとどの国も全て私にとっては世界の中の一部分であるわけで、スキキライというジャッジの対象でもないから、こういうこと平気で喋れるのだろうなと改めて実感。

 




 亡霊ディナーはなんというか、おちゃらけおふざけな私にはちょっとカルチャーショックなくらいイベントも食事も洗練されていて、アーティスティクで詩的なディナーを前に、田舎から出てきたお上りさんのように、途方に暮れてしまったのだった。そして心の中で「ああ、水曜スペシャルの川口探検隊や宜保愛子の動画を流せば良かった!」と後悔。


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 発表の結論
 現代のイタリア人が亡霊の存在を信じなくなったり怖がらなくなったのは(幽霊の話をすると大笑いされる)、浴場文化が廃れたのと同じタイミングで、キリスト教の支配が始まり、人々が死後の怖いものを全て悪魔に置き換え始めたあたりからではなかろうか。

 実際,イタリアにもヴェネチアに有名な幽霊屋敷があり、そこに暮らす物は呪われて死ぬといわれていたりするから、完全に死霊への恐怖が払拭されて切っているということではないようだけど。そういえば、私の暮らすパドヴァ近郊にも、幽霊の現れる館ってのがある。でもあまり皆信じてはいなさそう。

 まあそれはいいとして、自分でも怖い心霊写真がスクリーンに大写しにされ、夜は思い切り腹を壊しました(多分原因は休み時間に飲んだココア か、前の番に楽しい仲間達と飲み過ぎたせい)。

 何はともあれ、この機会に素晴らしい方達とお会いできたのは大変嬉しゅうございました。

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 以上パリ滞在報告。


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# by dersuebeppi | 2018-09-10 00:18

UN MOMENT JAPONAIS



明日からパリ在住の作家・翻訳家 関口涼子さんにお声がけ頂いたイベント参加のため、パリへ行って古代ローマと日本の幽霊のお話をしてまいります。

PAROLES
UN MOMENT JAPONAIS

5 - 9 septembre 2018, à 16h00 (1h00)
Forum -1 - Centre Pompidou, Paris
Entrée libre


Samedi 8 septembre à 17h
La dessinatrice de manga Mari Yamazaki. Connue par la série Thermae Romae (Casterman), véritable best-seller au Japon et qui a connu une adaptation cinématographique, Mari Yamazaki a entamé sa nouvelle série, Pline, parue en français chez Casterman. Elle raconte l’histoire de l’écrivain romain Pline l’ancien, auteur de l’Histoire naturelle, et nous emmène dans un univers où le monde réel se mêle au merveilleux.





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# by dersuebeppi | 2018-09-07 00:44

NHK Eテレ 100分 de 名著スペシャル

「100分de石ノ森章太郎」

9月8日(土)放送。

古今東西の「名著」を、25分×4回=100分で読み解く番組『100分de名著』。その特番として「100分de石ノ森章太郎」が放送されます。

今回は「石ノ森章太郎」がテーマ。

多角的なテーマから代表作を読み解くことで、石ノ森作品を現代に甦らせます。

『100分de名著スペシャル「100分de石ノ森章太郎」』
NHK Eテレ 2018年9月8日(土)23:00〜0:40




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# by dersuebeppi | 2018-09-05 16:25



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# by dersuebeppi | 2018-08-27 22:55
「世界をつくってくれたもの。」ほぼ日刊イトイ新聞

本日より数日間のインタビュー連載がスタートします。
(下の画像をクリックして下さい)



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# by dersuebeppi | 2018-08-27 12:42
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更新されております:

ヤマザキマリの『世界を食べる』
「串刺し料理に見る、ハングリーのDNA」




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# by dersuebeppi | 2018-08-21 15:45
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地元の人も行かなければ、多分どこの国のガイドブックにも出ていないであろう
パドヴァの昆虫博物館Esapolis。

ヴァカンスまっただ中という時期も重なり、もちろん自分以外の客は誰もいない。
入り口は一般の人の家を訪れる時と同じ様に、呼び鈴を押す。

5回くらい鳴らしてやっと瓶底眼鏡をかけたお嬢さんが扉を開けてくれた。
掃除中だったのか右手にはモップが握られている。


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もともとはこの地域で営まれていた養蚕記念館みたいなものだったのが
パドヴァ大学との提携で昆虫博物館になったのだそうだ。
だから博物館の展示物の半分以上は蚕の繭。

品の良いアンティーク戸棚の中に巨大な蚕の幼虫と成虫のフィギュアが展示されていた。
いつ頃作られたのか知らないが、どうして真ん中が横に割れているのかわからないが
なかなか恐ろしい。

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今夜の夢に出てくるかもしれない成虫の触角

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廊下に陳列されている標本も、形が整えられていないだけでなく
脚がもげていたり、昆虫の向きが回転していたりと、かなりいい加減な様子


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養老孟司先生もおっしゃっていたが、海外の標本はいい加減なのが多いらしい。
私なんか標本は額に入った自然の芸術作品、なんて思ったりしているわけだが
これを作った人にしてみれば標本は観察に支障がなければそれでいいや、という感じなのだろう。
クワガタの標本箱の右下に蚕の繭が落ちていた。
繭が多過ぎてあちこち混入してしまったのだろうか。

ちなみに18世紀の蜂の標本は、布地に貼付けられていた。

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去年のグッチの蜂シリーズが思い出された。

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昆虫採集の道具や,古のパドヴァ大学の昆虫学者達の肖像が階段に寂しく並べられている。




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誰もいない廊下をひたすら進んで行くと、正面の部屋の中央にはまたしても
巨大蚕のフィギュアが飾ってあった。
今度は先程のやつよりずっとリアルなものだ。

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昔息子にねだられて買ったモスラのフィギュアを思い出した


別室に入るとなぜかそこには南洋の魚の入った水槽が設置されていた。
壁の上部には三つの穴が空いていて、2つは塞がれているが1つはとなりの部屋が見える。
もともとここには何があったのだろうか。

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実物の写真は載せないが、実はこの昆虫博物館には、害虫の展示が大変多い。
しかも生きているマダガスカルのゴキブリは増え過ぎて巨大な水槽がいっぱいになっていた。

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子供達に昆虫の魅力を広めるのがこの博物館の主旨の1つでもあるらしいのだが
ゴキブリばかり何種類も、しかも生きたままのがあんなにいっぱい水槽に詰まっていたら
逆効果なんじゃないかな、とちょっと思ったりしたわけである。

次に多かったのはナナフシ類。
これも水槽の中で羽化していて、結構な数になっていた。

果たしてパドヴァのちびっこ達は、ここに来ることで本当に虫好きになってくれるのであろうか。
ちょっとばかり心配である。

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この博物館で一番面白かったのは、養蜂の部屋だ。
中が見える仕組みの養蜂箱に接続したアクリルの通路がそのまま壁の外に繋がっていて、
ミツバチ達の出入りをじっくり観察できるようになっている。

プリニウス先生がこの世で一番素晴らしい生き物だと大絶賛していらしたミツバチだが
確かに見ていると、なんと社会的で秩序のある昆虫なのかと感心してしまう。


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出口付近には巨大飛翔クワガタがつり下げられていた。


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受付付近にもと展示物であっただろう昆虫の標本がバラ売りされていた。
最初に出て来た瓶底眼鏡のお姉さんから、どれかいらないかと声を掛けられる。

脚のもげたトゲナナフシと、日光で変色したアトラスオオカブト。値段はたったの20ユーロ。

家に帰ってからも考えてみて、どうしても欲しかったらまた来ます、と告げて外にでた。
メンテナンスも含めて、財政的にかなり厳しいのだろう。心配である。



以上、パドヴァの昆虫博物館Esaolisの概要でした。


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# by dersuebeppi | 2018-08-19 02:12
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ALITALIA機内誌「PASSIONE」


今回のエッセイのテーマは北イタリアのドロミティ山塊。
うちの家族がむかしから休みの度に出かける場所です。
ドロミティが生んだヴェネチア・ルネサンスの巨匠ティツィアーノについてもあれこれ書いております。

こちらからお読み頂けます。

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そしてこのドロミティは只今公開中の映画『ハン・ソロ』のロケ地にもなっております。

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# by dersuebeppi | 2018-08-18 10:00

ただいま発売中の集英社グランドジャンプに掲載されている『オリンピア・キュクロス』
最新号のラストのコマ....


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勿論、手塚るみ子様からはしっかり許諾を頂いております!



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# by dersuebeppi | 2018-08-16 16:28

漫画家ヤマザキマリのブログ。連絡先等はプロフィール欄をご覧下さい


by Thermari
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