新刊のお知らせ

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本日発売の単行本です。
この漫画についてはブログでも何度か取り上げておりますが・・・

カバー用イラストは自分的には描きこみ過ぎた感じがしてたんですが、デザイナーさんのテクニックでこんなステキな仕上がりになってます。すばらしい!!
バックの升目は昔のノートっぽいし、写真の周辺のイチゴやハートのシールもツボです。
昭和臭が漂ってまいります。

でもこの画像はアマゾンで入手したものでございまして、私が実際この単行本を手に取るのはいつになることやら・・・・

ですので、皆様もし書店でお見かけしたら是非立ち読みをっ!!

・・・・と言いたいところですが、カバー掛かっててムリですね。


それにしても私はなぜこんなに小学校時代の記憶を鮮明に思い出せるのか不思議です。最近の事なら簡単に忘れてしまうのに。
それくらいインパクトの強い出来事が沢山あったってことでしょうか。

確かにあの時代は人間も今よりはるかに人情深くて人間らしかったし、子供もじゃんじゃん外に出て遊んでたし、好きなものなんかあんまり買ってもらえなかったし、貧しい家もたくさんあったし、ドリフのギャグで大笑いできたし・・・
今では稀有な事ばかりです。

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リスボンというノスタルジックさ満載の街に住んでるお陰で描けた漫画とも言えるかもしれませんが、多分自分でも絶対に忘れ去りたくない良き時代の思い出を刻印したかった、というのがこの漫画を描く一番の理由だったかもしれません。

読んでいただけたら嬉しいです。
(オマケページもオススメでございます)
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# by dersuebeppi | 2008-01-11 06:14
アップが遅くなってしまいましたが、皆様明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

私は例年通り北イタリアの夫の実家で年末年始を過ごし、2日にリスボンへ戻って参りました。

今年はいつにもまして・・・疲れてます。はい。
疲労が全身の筋肉の中に凝り固まってて、一旦停止するともう動けません。飯炊きも掃除もやる気ゼロ・・・ってくらいでございます。

イタリアの家で私がせっせと蓄えてあったなけなしの体力が全てバキュームされ尽くした、と言うのが適切な表現になりますでしょうか。
でもって、今回は日本から母がお友達3人引き連れてきたこともあり、そちらとこちらとでもってあたくしの処理せねばならぬ仕事が全部ミックス。
母も「あんたよくやってるね・・・」と絶句するほど、やはりこの実家のハードさは半端じゃないらしいです。いつも客観的になれずに「こんなもんだろう・・・」と思ってヨメの義務を果たしているつもりだったのですが、母のその一言でとても不条理なものを感じてしまいました。
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他の人達が楽しい冬休みを満喫している間、私はまず潰した豚の腸詰作りに明け暮れ、一時間置きのストーブへの薪くべ、でもって掃除に洗濯で気が付けばもう夜、へとへとになりながら自分の仕事を深夜まで。という毎日。

休みを必ずどこかで取り直さねば、このままでは納得できません・・・

目出度さ感があまりに希薄で、なんだか一体いつが正月だったのかさえ思い出せないくらいです。でも確実に今はもう2008年なんですよね・・・?
一段落したら雑煮でも作って自分ひとりで正月祝うしかないですね。

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これはクリスマスの写真ですが、私にとってはこのツリーの飾りつけだってプレゼントの設置だって誰がやったと思ってんだ!!みたいな怒りがなんだかどこからかあふれ出て来てしまうショットです。でもプレゼントはしっかりもらいましたよ。黄色い財布とカバン。これでもうがっつり金運に満たされた2008年を過ごしてやろうではないですか。


でもそんな中、ほんの少しだけ許された自分の自由時間で映画を一本見て参りました。
私の青春時代を支えた作家、ガブリエル・ガルシア・マルケス原作「コレラの時代の愛」。
日本での公開予定はあるのでしょうか・・・

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キャストがびっくりするほど自分の好きな俳優ばかりで、そのお陰で以前同作家原作の映画「予告された殺人」でがっくりきていた私の不信感を一気に払い落としてくれました。

ハビエル・バルデム
ジョバンナ・メッゾジョルノ
そして私の理想の女性
フェルナンダ・モンテネグロ
その他いろいろ。

原作の舞台はコロンビアですが、撮影はブラジルで行われたそうです。
アメリカ映画なので、まあ、原作を知ってる人には若干エキゾチックさが強調されすぎてたりする感じもしますが、全体的には美しい画像だし、俳優は見てても苛立たないし(ヒロインのジョバンナ・メッゾジョルノがちょっとイメージと違ったけど)、まあ楽しめました。
音楽もよし。
作家がコロンビア人なので、同国のシャキーラも参加してます。でもなかなかいい感じです。

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ストーリーは手っ取り早く言うとロミオとジュリエット的顛末を強いられた若者がその後50年以上の月日を経てまた再会する・・・って感じですが、男の方は結婚もしないでその一目ぼれの女性を一途に思い続けるわけですね、途中700人近い女性と関係を持ちながらも。
温厚で純粋で内向的。だけどとんでもなくドラマチックな感情を抱え込む男。
これをハビエル・バルデムが見事に演じてくれてます。
実らない自分の思いに苦悩する時、静かに苦しむハビエルの声を殺して泣くその顔を見ただけでも感動。たとえ彼の私生活がどうであれ、私にとっては男性の俳優ではナンバーワンですね・・・
でもって、こんなに老人役を上手く演じる若手俳優もそんなにいないでしょう。
以前の「海を飛ぶ夢 Mar adentro」でもそうでしたが、こう言う人のことを俳優になるべくして生まれてきたと表現するべきなのではと思う私(大絶賛)。

それとこの映画のコンセプトはもう一つ、愛と結婚という定義についてですね。
なかなか感慨深いものがあります。

というわけで、日本ではいつ公開になるかしりませんけど、昨今の世の中の歪みに疲れた方には見ることを心からオススメしたい愛の映画。
「コレラの時代の愛」

最後にハビエル扮する主人公が「生は、死よりも限りない」というような感慨を打ち明けますが、凄くこれが心底に焼きつきました。
至上の喜びを知った人間にとっては生きることこそ限り無さを感じさせるものなのかもしれないですね。

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どうぞ見なさまにとってもそんな気持ちが醸される2008年でありますように。
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# by dersuebeppi | 2008-01-04 20:30
まずこちらに掲載されている漫画をご覧になってください。
千葉大作君

私のお友達が教鞭を取っている大学の、漫画学部の生徒さんだそうです。
私はこの事件の事知りませんでしたが、この生徒さんが亡くなってから来年の1月で一年経ってしまうそうで、なのに犯人の手がかりはナシ。
悲しいし怖いし、もうほんとにどうしたらいいのやら・・・

こちらのブログをご覧になられた方、もし「まさにこの態度は・・・」と思われるようなヤカラに遭遇したらすぐに通報を!

ほんとにこの日本の治安の悪さは際限なくエスカレートしてますね。
私の暮らすヨーロッパも、よく出かけていたブラジルも、たしかに治安は悪い部分がどっさりありますよ。ええ、通りでナイフ持って戦ってる人達を見かけたこともあるし、血を流して歩いている人に遭遇したこともあります。
でも、例えば誰もが怖がる中南米の治安の悪さなんてのはもっと具体的な理由があって、そのほとんどがやはり貧困だったり、その犯罪者本人が実質的な理由で生きるか死ぬかの瀬戸際をさまよってしまった、その煽りみたいなパターンが多いと思います。
でも日本のは・・・なんだか社会的なコンプレックスだったり愛情不足だったり、要するに「キレる」という言葉で纏められてしまうような、精神的なヤバさを感じさせる犯罪が多くないっすか?
あのイギリス人の女性の事件の男もまだ捕まってないんですよね??
日本ってのはホームレスさえも新聞を読める国なんだ、ってのが一時「日本の環境の良さ」みたいに唄われてたときがありましたが、それどころじゃないですね。
ひっそり餓死する人もいるし。
ヨーロッパは貧しい人も沢山だけど、餓死するような状況になったら誰も無視しませんからね・・・
宗教など、生活の日常意識が違うからでしょうか。

日本のニュースを見るたびに「・・・・」な日々が続いていた中、お友達のこの漫画を見て心底居た堪れない気持ちになりました。

漫画を製作したお友達によりますと、この事件現場は今では造成されて立派なマンションが建ち、「ここでのことは忘れてくれ」的な展開になってるそうです。
大学でも「もうそのことは・・・」という寝た子を起すな状態だそうです。
ひどいもんだ。

早く犯人に捕まってほしい・・・
こいつもそうだけど、その他の捕まっていない大勢の犯人も全て・・・
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# by dersuebeppi | 2007-12-17 17:24

アルカンタラの橋

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数日前、寝しなに塩野七生さんの「ローマ人の物語」の賢帝の世紀を読んでいたら、古代ローマ帝国初の属州出身皇帝トライアヌスが作った(というかサポートした)橋が未だにスペインのポルトガル国境寄りにある、と記述されていたのを見て旦那に確かめたところ

「明日行ってみっか」

ということになりました。
風邪引いたり仕事づくしだったりでかなり煮詰まってたので調度良い息抜きになりそうです。
彼の指ものさしで地図上の距離を測るとリスボンから2時間もあれば着くというので、ゆとりの気分で出発。

・・・4時間掛かりました。
しかも周辺、何もナシ。
人もナシ。
トイレもナシ。
旦那の時間の尺度はどんなに几帳面であっても結局イタリア式なので、アテになったためしはありません。

だけど橋は健在!!
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古代ローマのパワーは素晴らしい~ はあ~
惚れ惚れしてしまいます。
一度450年程前に壊れたそうですが1900年前の基礎はそのまま、修復をなされてからはずっと実用の橋として今もその上をトラックや車が通過しています。
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でも自分たち以外誰もいません。
あんまり観光スポットではないようですが、それが逆にいい感じです。
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橋からそんなに離れていない場所に、Alcantara(アラビア語で橋)という村があったので、そこでお昼ご飯を食べようということになりました。
村、って言っても誰もいません。皆家の中に引きこもっているのでしょうか。
唯一見つけたレストランはその経営者家族の居間化していて、付けっぱなしのテレビではシンプソンズがスペイン語でいろいろ喋ってました。そして小学生くらいの坊主が椅子に座っていつまでもそれを眺めておりました。
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こんなド田舎になぜこんな凄い橋が・・・と思いますが、1900年前は古代ローマ帝国の属州ヒスパニアとルジタニアを結ぶ重要な道路の一つだったそうです。

イベリア半島には、スペインにもポルトガルにもこのような素晴らしい建造物がさりげなくあったりするので驚きます。

帰りの道、道路わきの街路樹にぶつからない為の配慮でしょうか。
目がちかちかして逆に衝突しそうになります。
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# by dersuebeppi | 2007-12-13 02:42
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只今わたくしは来年1月に発売される講談社のBeth8号の、津原泰水さんの連載小説「人形がたり」用イラストを製作中ですが、今回は昭和2年にアメリカから日本に運ばれた親善人形がテーマでだそうです。
親善人形というのは、要するに「青い目をしたお人形は~」のお人形のことでございますね。
日本に13000体ちかく、しかも全員パスポート付きでアメリカから送られてきて、全国の小学校に配られたんだそうです。

ときにアメリカは大恐慌時代。
迫り来る不安は西海岸を中心に日本人労働者の排斥と執拗な排日運動にと変化していきました。そうした中で金融不安と政情不安の責任を日本人に転化してはならないと考えたた宣教師・シドニー・ルイス・ギューリック氏(20年の在日経験あり)が提唱し、両国の親善を願ってアメリカの人形を日本へ送ることにしたのでした。
そしてそのお返しに日本からも市松人形などがアメリカに贈られたそうです。

しかし、このアメリカ親善人形は第二次世界大戦で「鬼畜の国からの贈り物」ということで、わざわざ竹槍で刺されるなど無残な方法でも処分され、現在では全国で300体ほどしか残っていないんだそうです。

人形を竹槍で差すという徹底振りが凄まじいものを感じさせますが。

ところでこの親善人形のことをいろいろと調べながら、私はふとその時代、10年間アメリカのサンフランシスコとロスで東京銀行の社員として駐在していた母方の祖父のこと思い出してしまいました。
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早速今年の夏に実家へ戻った時コピーした祖父のパスポートを引っ張り出してきていろいろ確認してみると、渡米したのは1918年となっています。
帰ってきたのが10年後となると、ちょうどその親善人形が日本の小学校に向けて送られてきたあたりになる計算です。
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私が祖父の過去に具体的な興味を持つ前に亡くなってしまったので、今更その当時の事情などいろいろと聞き出すことも出来ないのですが・・・ 
恐慌の煽りなどがあったのでしょうか。

なにはともあれ、大学出たてのホヤホヤで渡米してから10年目に帰国した祖父は徹底的にアメリカナイズされており、祖母と結婚して移り住んだ鵠沼の家も純和風家屋でありながら、椅子とテーブルにトーストとオートミールを朝食に食べるような生活をしてたらしいです。
だからそんな祖父にとって第二次大戦ってのはかなり悲劇な展開だったようです。

これは母から聞いたことですが、親善人形が槍で刺されて処分されてた頃、祖父はアメリカで買いためたレコードのコレクションを蓄音機ごと風呂の釜で燃さねばならなかったそうで、その火で沸かした湯船に浸かりながら「ああ~今日は音楽風呂だ!」とやけっぱちになってたんだそうです。
でも実は何枚かこっそり残してはいたみたいで、それは未だに母の手元に保管されてます。

それにしても、93歳で亡くなるまで、ほんっとに古き良きアメリカでのことを色褪せさせずに思い続けていた人でありました。
亡くなる直前でしたが、私の学校の友達が電話を掛けてきて祖父がそれを受け、私がその時所在していた場所の電話番号を「ジロ(ゼロ)、スリー、ファイヴ、・・・」という風に英語で伝えたそうで、後でその友達に「マリの家に電話したら変な人が出た」と言われたこともありました。

あと、戸田得志郎はかなりの情熱派でもあったようで、亡くなってから発覚したんですが、アメリカに住んでいる間はロシア人のダンサーのお嬢さんとお付き合いしていたらしく、几帳面に彼女のポートレートとやり取りしていたお手紙がぴっちりと張られたアルバムが出てきました。

後藤新平が外務大臣を勤めていた頃に発行された、大判サイズの仰々しいパスポートによると渡米時正確には23歳と3ヶ月。
駐在していた10年の間一度も日本に帰らなかったそうですから大した染まりっぷりっだったに違いありません。
帰国後の日本への適応も相当に苦労したんじゃないかと思います。
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我が家の人間が海外に移り住むことに対して寛大なのは、どうもこの戸田得志郎の影響ではないかという気がしてなりません。

津原さんのイラスト作業はそんなわけで思わぬところで中断してしまいましたが、また一段と感慨深く製作に励みたいと思います。
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# by dersuebeppi | 2007-12-01 06:18

近況 

今年はいつまで経っても暖かいから大丈夫だと思っていたのに、やっぱり風邪をひいてしまいました。

ここ数ヶ月持病の椎間板ヘルニアもまた痛みを醸すようになってきたこともあり、体力改善に良いんじゃないかと思って日本から取り寄せたビリーズ・ブートキャンプを(2日間だけ)頑張ったんですけど、はっきり言ってあれで逆に虚弱になったような気さえします。
2日間だけ、ってのがダメなんでしょうか。
でも腰痛ももっとひどくなった気もするし。
これはもしかして既にちょっと体力付いてる人がやるべき運動なんじゃないかと思いました。
私みたいに運動不足が凝り固まったような人間がいきなりやるもんじゃないのかもしれません。

ぜんぜん足が上がってないのに、汗でびっしょりのランニングをまとった艶やかな顔のビリーが私を見つめ、「うん、いいね~ バッチリ!」みたいな心にも無いことを毎回繰り返して言ってくれるのにもハラ立ってくるし、周囲のキャンプ仲間の「ワアン、トゥー、スリー、フォゥ」の張り切った連帯的掛け声もなんだか聞いてるうちにいらだたしくなってくるし。
しかも家揺れるし。

ああ、あたしにはキャンプムリだと思いながらも高かったからやらなきゃ、とみみっちい「やる気」だけは維持しているのですが、風邪ひいたからまた当分ダメですね。

ところで年末はまたイタリアの実家です・・・
また豚の死体が台所に転がってるのかと思うと今から吐き戻しそうです。
しかもあのでかい家は冬の間家の中でもコートを着ていないといけないくらい寒い上、多分仕事も抱えていかねばならぬので、どんなことになるのか想像しただけでも気が重くなります。
老人介護もあるし。
ニワトリの世話もあるし。
おまけに今あの家ではいろいろ家族的問題が勃発していて、お姑さん超バッドなコンディションだし。
ああ。

ただし今年は母が久々に日本から来るそうなので、何か上手いもんを持ってきてもらおうかなあ~という思いがいくらかその懸念を和らげてくれています。

今私が一番食べたいものはセブンイレブンのおでんです。
特にはんぺん。
あとイクラの醤油付け・・・旬だな・・・
スナックどころだとイカの姿フライ。
甘系ならモンブラン。
想像するだけでたまらない気持ちになってきました・・・

モンブランはあまりの食べたさに冷凍の栗を1キロ潰して作ってみましたが、ぜんぜん違うものができました。 物凄いでんぷん質な粉吹き栗が完成し、試しに口に入れると咳込んで止まらなくなりました。
これは上手くアレンジすると栗きんとんとかになったりするんでしょうか。

おせち料理も日本に居る時はあんまり好きじゃなかったけど、今なら2段重ねのお重3個くらいいけそうです。
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# by dersuebeppi | 2007-11-27 19:30

甘いお菓子

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旦那は耳に聞こえてくる日本語の内容をほぼ7割は把握しますが、まだ悠長に喋れるわけではありません。
でも本人的には密かに頻度高く聞く言葉を実践的に使ってみようと思う時があるようで、たまに「お?よく知ってるね、そんな言葉」という具合に驚かされることもあります。そのたびに彼は「よし、またトライしてみよう」と思うらしく、度々「本日の覚えたて日本語」を思いがけない時に口にすることがあります。

今日息子を家に置いて買い物に出かけたのですが長時間になってしまい、留守番させている息子に何かお詫びのつもりで買って帰ろうと思ってお菓子屋さんに入りました。
すると旦那が「少しくらいの留守番でそんなの必要ないよ」と私を制してきました。

「君はちょっと彼に甘いお菓子すぎていると思うよ」
イタリア語での会話でしたが、「甘いお菓子すぎている」という部分は自慢風味の感じられる日本語でした。
「Sei troppo AMAI-OKASHI con lui! 」という具合です。
「え・・・?そんなに甘いお菓子買い与えるつもりないけど・・・」
「いや、お菓子に限らず、全面的にぼくらは彼を甘いお菓子過ぎてると思う」

彼はつまり「あまやかしすぎ」と言いたかったらしいです。
確かに「甘い菓子をやりすぎると性格がとろけてだらける」という解釈を語源と思い込めないこともないですけどね。
「甘やかす」
たしかに「甘いお菓子」に聞こえないこともありませんが、彼に言われたとおり短時間の留守番程度で甘い菓子を買うのはやめました。


先日も夕食のテーブルに上げられたコロモ付きの和風揚げ物を見た途端、何かを忙しく探す旦那。

「あれ、あれどこ行った? あのほら、こういうのにかけると美味しいやつだよ」
「え? レモン?」
「違う・・・えっとほら・・・あの関西の人がよく食べる・・・」それからしばらく考え込んで叫んだ言葉。
「洋服ソースだよ、洋服ソース!」
「ようふくソースって何よ!?」と息子と顔を見合わせる私。
「オタフクソースじゃないの?」と息子。

これにはちょっとショック受けてました。
我々家族だけにしか気付かれなかったのでいいですけど、「よし、この日本語はマスター!」と思い込んでいたものがかなり実際違う言葉だったってのはね・・・

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ちなみに「コロモに掛けて洋服みたいにするから」洋服ソースだと思っていたそうです。

新しい言語を覚えると、これでいいと思っていた言葉が大いに違っていたりすることがありますが、日本語は彼らにとってきっともっと複雑なものに違いありません。

でもここまで聞き取れるのだから、是非これにめげず頑張って習得してもらいたいものです。
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# by dersuebeppi | 2007-11-18 00:05
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原題は「Blades of Glory」でございます。

この映画は夏に日本へ帰る時に飛行機の中で見たものなんですけど、昨日街中まで散歩に行ったらすでにDVDが売られていたもんですから、もう即買いしてしまいました。
飛行機の中では10種類以上もの映画を選択できる状況のなかで、ひたすら一途にこのスケート映画を見続けた私、その時確実に「これがDVDになったら自分の栄養補給源として絶対に買わなければ」と心に決めていたものですから、購入への迷いなんてありませんでした。

で、調べてみたらこの映画、なんと日本でも12月に公開されるって言うじゃないですか!!!

あたしは別にフィギュアスケート大好きってわけじゃないんですが、意表を衝かれる衣装や振り付けが時によってはツボにドカンとくることがあって、そういう意味ではシーズンになるとつい楽しみに見たりはするんですね・・・それで見る度にフィギュアスケーターには彼ら独特の時間の流れ方や彼ら特有の掟があるんだなあ、と思ったりはしていて。
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この映画は要するに、そういう毒気的ツボを重点的に攻めてる映画です。
可憐なはずのフィギュアスケートってもんをこのような失礼な観点で見てしまう人が沢山いるからでしょうか、全米2週連続NO.1、興行収入1億1,800万ドルを突破したんだそうです。

主演はウィル・フェレル。
相手役はジョン・へダー。
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二人の現代という時代を完全にムシしたいでたちといい、人柄といい、気持ち悪さっていうか、もうなんていうか、たまらないものがあります。
ちなみに金髪のジョン・へダーのこの髪型ですが、1970年代に確か日本中の女子がきゃーきゃー言ってた外タレで、こういう人いませんでしたっけ??
あ、そうそう!レイフ・ギャレットだ!(どうでもいいんですけど・・・)

彼の役柄はピューリタン精神旺盛な潔癖男。
ウィル演じる主役もこれまた・・・この人の顔を見てるだけでも可笑しいのですが、見ている間は気持ち悪くても最後にはなんだか可愛らしいとさえ私は思ってしまいました。
こわいですね。
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その他の出演者もみんなイイ味出してくれてます。
プロのスケーター、サーシャ・コーエンもウィル・フェレルのちぎれたブリーフ(と思う)を振って興奮したりする脇役で出演してます。
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バカバカしさもここまで完成度を高くしてくれると、もう言うこと無いです。
トーナメントのシーンなんて、大会用のマスコットといい現場から醸される緊迫感といい、本物の選手権を思い起こさせるくらい完璧な仕上げになっててすばらしいです。

是非公開されたらご覧になってみてください!!
俺フィギHP
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# by dersuebeppi | 2007-11-11 17:58

旦那の超悶々期

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ひとまず単行本分の仕事本日にて終了・・・
発送は来週になってからにいたします。
DHLで送るか、信頼度80%のポルトガル郵便で送るかは週末に決めます。(ちなみにイタリア郵便に対する信頼度は5パーセント以下です)
DHLは値段が高いのがネックですね。
いや、も、ほんとに高い!
旦那なんて多分ここ数ヶ月で10万単位の金額をDHLで費やしていると思います。

ところでこの旦那のベッピですが、彼は来年からアメリカの大学院に行こうという志を抱いていて、その申し込みに必要なTOFLEやGREといった試験だの書類だのの準備をするのに今年に2月から今に至るまで、みっちり休む間もなく作業し続けています。
志願書を提出する大学ですが全部で12校。(!!)
彼も大変でしょうが、一緒に暮らす家族もそろそろ息が詰まってまいりました。

旦那は私と違って極限的な心配性。
石橋は何百回でも叩かねば渡らない性質の持ち主です。
だから、も、ほんっとに執拗に何度も自分の準備した書類を確認しまくり、その度に不安を募らせ、頭を両手に埋めて考え込むという、その動作の繰り返し。
でもって私が彼ほどの頭脳の持ち主ならば決して12校もの数の大学に志願書を送るなんて事はしないと思うんですけど「もし・・・もしものために・・・」なんだそうで、ほんと、ここまでくるともうアドバイスなどほとんど意味を成さないので、ただひたすら見守ってるしかない感じです。

早く・・・たのむから早く決まってくれ・・・ 
そしてこの家の中に爽やかな、グロリアスな空気を醸してくださいな・・・

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といっても来年の2月か3月になるまで結果は出ないのだそうです。
3月か。長いっすねえ~。
はあ~

決まればまあ、我々もお引越しですけど、あたくしはもうどこでもいいです。
郵便さえきちんと機能する場所であればもう、どこでも。
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# by dersuebeppi | 2007-11-10 01:29

本日の仕事

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なぜですかね?
なぜ忙しいと切迫した思いが募れば募るほど、仕事と関係の無いことをしたくなるんですかね?
人間の精神構造ってほんっとに不思議ですね。
竜巻に巻き込まれかけていても、「平穏無事な私」を感じていたいという意識の現われなんですかね?

時間が無い!と慌てふためきつつもブログを連日更新してますよ。
漫画の仕事だけでなくて、洗濯物もふざけるなってくらい溜まってるし、アイロンしなきゃいけない服も山積みになってるし、本棚から数センチの厚みのある埃の塊が落ちてきたし、メシのしたくもしなきゃだし(昼は準備が間に合わず近所の食堂で済ませました)・・・

今日した仕事は単行本用のカラーイラスト数点。
そのうちの一つ。

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ラッセルヨーヨー・ワールドチャンピオンに憧れるマヤ。
わたしも憧れてました。
この人となら結婚してもいいと思ってました。

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で、午後に久々に同じく漫画家の三宅乱丈とスカイプただ電話で長話。
なんとなくお互いに相乗効果を求めたい時に自然に電話が繋がります。
私も彼女も滅多に人に会わない日々を過ごしているので、たまに喋ると際限ない状態になります。
ま、今日もいつもと同じく「頑張ろうや!」で締めくくりました。
彼女もネームの最中だったようです。
彼女もやることいっぱいなはずなのに。
長電話なんかしてていいのかしら。

ふふふ・・・

けだるい疲労感だけが体中に弛緩していくようです。

こんな時道路工事のような肉体労働は「本日もわたくしは仕事をいたしましたっ!!」感が充実してそうでいいなあ、と思います。
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# by dersuebeppi | 2007-11-08 03:56

漫画家ヤマザキマリのブログ。連絡先等はプロフィール欄をご覧下さい


by Thermari
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