どうしよう!!

うちにあるライトボックスが2台とも壊れてしまいました!!!
げげっ・・・
一台は昔から使ってるボロいやつで蛍光灯が切れただけかと思って取り替えたのに付かん!!
もう一台はちょっと奮発して買った薄っぺらくて目が疲れないやつなんですが、いきなり作業中に「ポン!!」てアダプターから破裂音がして、見たら臭い煙が・・・その後にヘンな油みたいなのが溢れ出てきました。

みっちり書き込んだ下書きをペンでトレースするのがあたくしのやり方なんですけど、しかも今まさにこれからペン入れせねばならんものがあるんですけど、これでは作業が進められません。
やばいです。

アダプターは前に別な電化製品で似たようなことが起きて、向かいの電気やに直してもらったんだけど結局また壊れてしまいました。なので直しに行くという気持ちにもなれないし。

日本から取り寄せてる時間ないしなあ・・・・・

10分くらい途方にくれてから、仕方なく工具持ってきて、自分で別なアダプターとプラグだけ付け替えようとしたけど、やってるうちに不安になってきてやめました。

しかたないので、ボロい方のライトボックスに小さな電気を引っ張ってきて無理矢理やってますが、すっごい無理がある。困った。

そんな困ってる最中にもうすぐ昼なのでハヤシライスを作ろうと思って、冷蔵庫にあった残りのルーを割り入れてたらなんだか知らない匂いのものが出来上がりました。
ハヤシとカレーを混ぜてしまったんですね・・・どっちも「とろける」って紛らわしいネーミングで、いっぱいいっぱいになってるあたくしには判別できんわ!!紛らわしい!

取り合えずライトボックスをなんとかすべし。
こっちにはこんなもん、売ってないよ、きっと・・・・

前に日本から松田洋子さんと一緒に遊びに来た清田さんという、物凄く起用な男性がおってうちの水周り関係や壊れたドアを綺麗に直してくださったんですけど、ライトボックスも自分で作ったんだそうです。
ああいう人が一家にひとり居てくれたなあ・・・

気を取り沈着冷静なゴルム。

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テンパる私を「なにやってんだよ、こいつ」と軽蔑しているようなまなざし。
ポイントは前足の間にある後ろ足。
ゴルム、助けて・・・
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# by dersuebeppi | 2009-04-22 20:57

約30年ぶりのパリ

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約30年ぶりって・・・私っていったい何歳なのかしら。ふふふ。
まあ隠すことでも無いんですが、14歳だった中学二年生、母親に軽いノリで勧められて実行した冬休みのヨーロッパ一人旅での出発点と終わりがパリだったんですね。
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その時にたっくさん経験したいろんな複雑な思い出のお陰でなかなか「パリにまた行きたいな☆」という思いがなかなか募らず。というか、もうあの街には行くこともなかろう、とさえ思っていたんですが・・・・
でもパリ近郊のサンジェルマン界隈に暮らすお友達のまり子さんやその素敵な家族にも久々に会いたいし。フランス文化シンパの旦那にはシカゴから電話で「行って来たほうがいいよ、美術館だけでも見直しておいで」と執拗に迫られるし。
ってことで重たい腰を上げた私とデルス。
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結論は14歳で味わった苦くてしょっぱいパリとは全然違いました。
パリへの見解更新。
ルーブルではモナリザもミロのヴィーナスも無視で古代ローマセクションだけに焦点を絞って満喫。

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本屋では他のどの国よりも豊富に古代ローマ関係の文献がそろっていて興奮して財布と相談せずに調達しまくり。
オペラ座界隈で食べたしょぼい飯屋のから揚げ弁当美味かった・・・

リスボンのお友達に頼まれていたマカロンをどっさり購入して帰ってきたわけですが、行ってよかったです。ええ。凝縮した文化の濃さや華やかさ、そして歴史的建造物の完成度の高さなどリスボンではなかなかお見受けしなものですからね。たまにはああいう土地の空気に触れるのも良いものです。
それとまり子さん家のご主人Jeffが作る特性タレの焼肉も激ウマでした。
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ちなみに私がお友達のまり子さんとパリへ行った日曜日はパリマラソンの日でした。
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シャンゼリゼ通りは4万人近い参加者の残したきちゃないゴミが散乱。
そんなゴミからまだまだつかえそうな衣類を見つけてお持ち帰る人。
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大都市なんだなあ~としみじみ思う一シーンでした。


ところでパリ行ってる間にイタリアで大地震があって驚きました。
まあうちの旦那の実家がある北部のVeneto州からははるかに離れた山岳地帯なんでその辺の心配はなかったんですが、あの山脈地帯では10年くらい前にもAssisiで大地震があったんでショック。
新聞読んでみたらイタリアの40パーセントが地震警戒地域なんだそうですよ。
「だからイタリアも日本やアメリカのカリフォルニア並に地震対策をすべきだ」って事をテレビで煩く言ってますけどね・・・・あんな古い建造物の集中してるイタリア、日本と違って建て直しなんて全く容易ではないので簡単に耐震構造に作り変えるなんてことはできないでしょう。
本当にお気の毒なことです。

ちなみにうちの旦那が一年ほど日本に滞在していた頃、北海道で確か釧路沖地震だったかなんだかけっこう大きめな揺れを明け方に経験したことがあるのですが、その時は寝ている私を笑顔で「マリ、ねえ、この揺れってもしかして地震!?これが地震なの??」と起こし、その後イタリアの実家に「凄い!地震を経験したよ!!イカダに乗ってるみたいなかんじで凄かったよ」と興奮して報告してました。

日本は自然災害に対して諦めの免疫ってのが付いてるけど、イタリアはねえ・・・・
なるべくならもう何も起こらないで欲しいところです。
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# by dersuebeppi | 2009-04-09 17:54

ここ数日間のいろいろ

と言っても旦那が帰ってきていたあの怒涛の一週間程ではありませんが・・・・

*旦那、凄く辛そうにシカゴへ帰る。
*旦那の両親がまたもはるばるイギリスまで60年前の中古車を購入に行き、帰りにドイツの田舎で壊れてえらい目にあう
*お迎えに住んでいるJさんのご好意でポルトガル国立バレエ団の「Coppelia」を見に行く
*日本から送られてきた「おくりびと」を見てナイアガラ並に泣く
*ご近所のOさんが日本で放映された歌手ジェロのドキュメンタリーを見せてくれて、また泣く
*漫画のネームが1日2枚以上仕上げられない
*今日から友達家族Bさんの暮らすパリへ行く

舅、ほんとに最近やばいです。
自分の仕事は完全に後回しになってます。
もうあの創作バイクでどうこうする意欲はもう消えてしまったのだろうか・・・・
イギリスまでこんな車を買いに行くという恐ろしいエネルギーはあるくせに・・・

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しかも帰りに3度程故障し、そのうちの一回はドイツの森の中だったそうです。
姑は「もうこれで人生も終わった」と思ったそうですが、親切な森の樵に助けられて(いや、まあ、近所に住んでる人)なんとかイタリアまで予定から一週間遅れてで帰ってこれたので何より。
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こでれあの家の意味不明な中古車は4台になりました~☆
いいんだろうか・・・
まあ畑といくばくかの家畜がいるので強気でいられるのは分かりますが。


それから「Coppelia」は面白かったです。バレエはたまに見るといいもんですね。
テレプシコーラを読みまくったせいで技術に少なからず知識があったおかげもあり、今まで以上に楽しめたような気もします。日本の漫画って凄いよなあ、のだめのクラシックにしてもスポーツにしてもこうやって一つの文化世界を一般大衆に浸透させるって、他の国ではないことですから・・・

という観点で考えると、「おくりびと」を見て納棺師になろうって思う人とかもいたんじゃないでしょうかね。
チェロを奏でる事と納棺をする感性がマッチングするというあの雰囲気、なかなかなもんだと思いました。
シカゴの旦那に欧米版サイトを見せたら「・・・・あんたの漫画もそうだけど、日本のセンチメンタリズムって物凄いものがあるよね・・・・」と言われました。西洋合理主義を徹底する、しかも学者の固まった頭を持つ旦那には判るまい。
いわばね、ギリシャ悲劇の概念と同じですよ。
泣いて精神を浄化させ、国民の精神バランスを保つ。
しかもこれは悲劇ではなく、可笑しさも織り込まれているのでホノボノ効果さえ演出されてるわけで。ギリシャ悲劇よりも見た後の気持ちはさわやかなわけですよ。
という薀蓄を垂れてみるが「自分はそういう映画はあまり」と答える旦那。
まあいい。いづれ強制的に見せよう。

というか、私はとにかく山崎勉に目が釘付けでした。
山崎勉、最高。


そんなわけで1日2枚しか進まないネームを一端中断してフランス行ってきます。
ルーブルで古代ローマのセクション見てこよう。そうすればもっとじゃんじゃんネームも進むかも・・・

それではまた。
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# by dersuebeppi | 2009-04-02 17:13

休火山噴火 (長文)

ここ一週間内での出来事

*近所に住むCaldoverdeさん(日本人で時々私のアシスタントをなさってくれるポルトガル食文化エキスパート)がきっかけとなって、とある日本からのお客様達と夜半まで食事会
*講談社KISSの原稿42Pの仕上げ
*ぶんか社6Pショート漫画の仕上げ
*シカゴから旦那10日の予定で帰宅
*旦那風邪で発熱、寝込む
*風邪の治りきらない旦那と再びその日本からのお客様達とお食事会
*レンタカーを借りてアレンテージョ地方へ黒豚を食べに遠出
*リスボンからそう離れていないところにあるヨーロッパ最大級のアウトレットモール「Free Port」へ行って買い物祭り

・・・・・

なんていうのか、それまでの単調な引きこもり漫画家生活のリズムが完全に崩れ、今も時差ボケにでもなったかのような筋肉の妙な弛緩、疲労感がカラダと脳味噌を支配しています・・・・

漫画の仕上げはいいとして、その後の「とある日本からのお客様」との出会い、これで私の「自分の中に沸くエネルギーは漫画に全て集約して爆発させる」というセオリーが吹っ飛んでしまいました。

この「とあるお客様」は日本では恐らく知らない人は居ないと思われる、日本伝統芸能の第一人者の方でして、ハワイからのお仲間とご一緒に世界一周旅行の途中でリスボンにお立ち寄られたのでした。
私は早くから日本を出てしまったせいで日本の芸能事情などに大変疎く、それもあって何も深い事を考えずにふらふらとこの方達とご一緒させてもらったわけですが・・・・

私は漫画という創作物に自分のエネルギーを託すわけですが、このお方は舞台で生きておられるからなのか、普通にしていても表情や声やしぐさなど、体全体が表現手段となってエネルギーが放出されており、私もその相乗効果で普段話す意欲のなかなか涌かない自分のわざとらしいほどドラマチックな過去の事まで引っ張り出さないと、どうにも気が治まらぬ過剰なテンションの分泌液が脳内で大噴出し、収集の付かないことになってしまいました。

私をそこまでさせた一番大きいきっかけ、それは私の人生の師匠であるガルシア・マルケスの「百年の孤独」をなんと彼も現在読書中だった、ってことです。
これで私の中の休火山が爆発したわけですよ。

思えば子供を生んだ直後の8年間、日本に居たときに私は数足の草鞋的生活をしていたのですが、大学で教えるにせよ、テレビで料理したりレポーターするにせよ、とにかく1日数十人の人間に会うのが当たり前な毎日だったわけです。
人と接することで私は自分の体を張って自分の思うこと、考えることを表現することに全力を費やしていたために、肝心の漫画は全く芳しい作品を埋めぬままという状況でした。

リスボンに来てからはそれが完全逆転。
ヘタしたら今日はうちの家族以外誰にも会ってない、という日もざらな毎日、お陰で暮らしの手帖が本棚に並び古代ローマの復元図や行程の肖像画を飾りたてた自分の世界を保持できる仕事部屋に閉じこもって漫画という創作手段に表現したいものを集約させられてたわけですね。

それがこの「とある方」の莫大な人間エネルギーを浴びて、かつて自らが表現手段だった自分が一気に蘇ってしまったというのか・・・


そうかと思うと方やシカゴから超ハードなPhdプログラムをこなして遣って来た旦那は疲労困憊オーラが出まくっており、付いた翌日から発熱。
「シカゴに帰りたくないよう・・・シカゴはもういやだ・・・・でも帰らなきゃキャリアが・・・・不景気だから選択肢はないし・・・」という切迫したうわごとを繰り返しまくり。
居間で冷えピタをおでこに貼り付けながら、仕方なくテレビでイタリアの番組を見続けていた彼ですが、イタリア腐敗政治特集番組ばかりやっていたお陰でタダでさえ熱がある彼の精神的コンディションは最悪。
「イタリアって最悪だわ・・・俺やっぱりイタリア嫌い・・・ベルルスコーニ最悪・・・・こんな犯罪者ばかりの国どうにかなってしまえ」という言葉がうわごとに加わり家の中の空気はどんより濁りまくり。

そんな中3日ほどリスボン郊外でゴルフ三昧された「とあるお方」の御一行と「明日帰る前にシカゴ帰りのご主人もご一緒に」とまたお声がかかり、Caldoverdeさんと一緒に再びリスボン近郊にある和食レストランへ。
旦那も「そんなマリが絶賛するほど面白くて楽しくて素晴らしい方なら是非お会いしたい」というので熱さましのアスピリンを飲んで気合を入れて行ったはいいのですが・・・・・

この日本のお客様達は大のイタリア贔屓。
私も前回彼らとイタリアのおかしい話ばかりで盛り上がっていたので、またその続きになるような話でもできたらいいのにな、なんて期待してました。
で、その伝統芸能のお方も楽しそうに「僕ね、イタリア大好きで。今日もほら、イタリアの服を着てきたんだよ」とわざわざうちの旦那に笑顔で披露してくださったんですね。
そのまま前回の続きにもなるイタリアの楽しいお話に話題を移行させていくには絶妙なきっかけとタイミング。

しかしうちの旦那は周辺の「イタリア大好き」盛り上がりの空気を一切読まず、いえ、読めず、

「あ、僕、イタリアきらいですから」

と一言。

はははは・・・・というその場を取り繕うなんともいえない乾いた焦り笑いが響きます。
ははははは・・・・


それでも何とか楽しく過ごせた一夜ではあったのですが、この世界屈指のガリベン大学シカゴ大学でさらにガリベンに磨きをかけているうちの旦那、まあたまたま風邪も引いてたし、その日も丸一日「イタリア腐敗政治・赤い旅団モーロ氏殺害からベルルスコーニに至るまで」という番組を見まくっていたその煽りもあるのでしょうが。

まあ、でももともとクソ真面目だし、場を読まなくても別に支障のない仕事してるわけですしね。

落ち込むそんな彼を慰めてあげようって事で昨日ポルトガルの首相が賄賂で5000万だか受け取って建設したっていうアウトレットモールへ連れて行き、気に入りのイタリアの靴(Valle Verdeという大変履き心地もよくてデザインもそこその靴、店で150ユーロがここでは一速25ユーロ)を買い、それでやっと気を取り戻してくれました。

で、私もなんだかいろんなものを買ってしまい、買い物袋を両手に抱えて得した気分で心から喜んで笑っていたらいきなり

「君さ、大学時代はコミュニストだったんだよね? キューバでサトウキビ刈ったんだよね? 悪いけど今どこの角度から見ても完全な買い物好きな日本人にしか見えない。こんなに買い物袋ぶら下げて歩くなんてあまりに恥ずかしいよ」

場を読めない旦那との暮らしはいろいろ大変ですよ、ほんと。
私はもう慣れてきて別に何も感じなくなってますけどね、ええ。

ああ、長くなっちゃった・・・・ここまで読んでくださった方、貴重なお時間を奪ってしまってすみませんでした・・・
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# by dersuebeppi | 2009-03-23 21:20

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本日発売のコミックビーム4月号に、私の古代ローマ風呂漫画「Thermae Romae」の3話目が掲載されとります。

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私の風呂に対する熱い思いでいっぱいの仕上がりになっております。

考えてみたら、去年の夏に日本へ行ったときから風呂桶に浸かってないなあ・・・ははは・・・
不動産屋に家を転売したいなら風呂桶は設置しない方がいい、ってアドバイスされたんですけど、まずこの家自体が古いので床があんまり確かじゃないってことが大きな理由らしいです。
辛いです。

日本に帰ったら1日3回くらい風呂に入って過ごそう。その日までなんとか頑張ろう。

是非ご覧下さい。
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# by dersuebeppi | 2009-03-13 17:32

春真っ只中

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春っていっても、日中はもう24、5度で外に出かけると汗ばむ位です。
ヨーロッパの北側から来てる観光客はもうみんな半袖姿で歩いてますね・・・ああ、もちろん短パンも。

仕事をしようと思って窓を開けると、この暖かい太陽熱にねっされた暖かい空気に海の匂いがちょっと混じったやつが家の中に入り込んできます。
そうすると、仕事をする集中力が拡散して、全く全てに対するやる気がなくなり、気がつくとふらふらと外を歩いています。

外はそして、私と同じ気分に囚われているであろう老人達で溢れています。
私の仕事部屋の本棚に湧き出したアリん子のような、老人の湧きだしっぷり。
なんだか分かり易過ぎて素晴らしいわ、ポルトガルの老人達。

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とりあえず昨日は申し訳ないと思いながらもアリ大抹殺。
だって本の間とかにまで入り込んでるんですよ・・・
っていうか、今作業中の原稿用紙の上が通路になってるし・・・その上で触覚触れ合わせてコンタクト取ったりしてるし・・・
ごめん、アリ。ほんとにゴメン。

春です。ほんとにもう。
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# by dersuebeppi | 2009-03-11 22:45
すみません、あまりに撮り過ぎたのでアップさせてもらいます。
べっぴんさんも良いけど、やっぱ猫っすよ・・・
こいつが居ない人生なんて・・・

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仕事机の上にこんなふうに居られると仕事になりません・・・
前足後ろ足の使い方が絶妙です。
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# by dersuebeppi | 2009-03-04 06:50
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仕事はしなきゃだし、飯炊きはしなきゃだし、家はホコリだらけだし。

荒んだ気持ちでとりあえず空の冷蔵庫に何か入れる目的で外に出たわたくし。
厳しい顔でスーパー目指して歩いていたら前から来た東洋人の女の子にいきなり笑顔で「Ola!(こんにちは)」って声を掛けられました。
びっくりしつつも私も引きつり笑顔で山姥の様な髪を振り乱して振り返り、「お、おら・・・」と答え返したのですが、やはりそれは知り合いでも何でもない人です。

髪はショートカットで大きな目、オレンジのショートコートに踝丈のパンツ、はだしにスニーカー(一瞬振り返っただけでここまでチェックする私の嫌らしさ)。移民というよりは、そのこじゃれ感からどう見てもポルトガルに何かを目的で暮らしている雰囲気。

ああ、かわいかった・・・

彼女は私を誰かと勘違いしたのかもしれませんが、とにかく知らない人でもああいう可愛くさわやかな挨拶をされると、こんなに1日絶好調な気分になれるもんなんですね!?
まあ、彼女がかわいらしかった、ってこともポイントでかかったと思うのですが・・・



ところでかわいらしい人(美人)に遭遇と言えば・・・

去年の冬、仕事で日本にひとりで一時帰国した時のこと。

シャルル・ドゴール空港で東京行きに乗り換える為にパスポート検査場へ足を運んでいると、これまた正面から一人で歩いてきた女性と列を譲りあわねばならない状況になりました。

しかし私は正面から歩いてきたその東洋系女性のあまりの可憐さにちょっと度肝を抜かされ、おっさんみたいに片腕を差し出し、問答無用にその人に場所を譲っていたのでありました。

身長は高いけど高すぎず。
スラリとしているけどモデルみたいなガリ痩せではなく。
肌は透明なほど白く、場所を譲って顔を赤らめているおっさんの私に対してさりげなく軽く口元で笑んで見せる、人前での対応のプロっぷり。
そんなこともう慣れ過ぎて、いちいち大げさに礼なんて示さなそうなお高いオーラ。
それを見て、ああ、絶対この人芸能人か何かだな、と悟った私。

でっかいDiorのバック(バッタもんじゃない。推定20万)にはなんだかぱんぱんにモノが押し込まれているけど、さらさらのストレートヘアーの彼女には決して重たくも無さそう。
旅慣れしている印なのか細身のジャージを着ているけど、素材的に見てもどっかのブランドのものに違いなく、ブロンズ色のレザースニーカーにはグッチのロゴ。
ブランドに固められているので日本の人かと思っていたのですが、それが違ったのです。

パスポートコントロールを経て手荷物検査で引っかかった彼女にそこで働いていた全ての警備員達がへらへら笑って寄って集っています。みんな顔がアホみたいにでれでれになっています。
良く聞き取れなかったのですが「どこから来たのか」という質問に「カザフスタン」。

え!?カザフスタンってあなた、ぼ、ボラットの・・・ メッシュパンツのボラットの・・・

いや、まて。
この人はカザフスタンできっと何か用事があったのでしょう。いくら美人産出国の一つとはいえ、こんな人悪いけどカザフスタンには居ないはず。しかも顔も思い切り東洋人だし・・・

その後私は再び彼女をターミナル内の待合室で見かけたのですが、私の便の前に上海行きがあって、それを待つ中国人でごったがえす場所からかなりはなれたその場所で、携帯を見つめてしきりにメールを打っていました。
しばらくすると、彼女の前を通り過ぎた中国人の何人かが、にたにた笑いながら何度も行ったり来たりしています。それに気づいてまた離れたところに席替え(私が座っていたところから全てこの様子が眺められた)。まもなく上海行きの搭乗案内が入って彼女はさっさと行ってしまったのですが・・・

あれは、絶対に只者ではない。と私は思いました。

でもなんでカザフスタン!?
カメラで隠し撮りしておけばよかった・・・・

ところでこの女優さんって昨年カザフスタン映画祭で女優賞かなんか撮ったらしいんですけど、私の記憶がどうかしていなければ、これくらい綺麗な人でした。
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          (中国のトップ女優、ファン・ビンビン)

これくらい色がしろくて、こんな目つきで、こんな感じのオーラ・・・
こうして見ていると、どうもやはりこの人そのものだったような気がしないでもありません。
見れば見るほどこの人だったんじゃないかと思えてならないのです。
違うかもしれませんけど、どうでもいいです。とにかく凄かった。

長くなってしまいましたが、昨年の稀有的美人遭遇、いつまで経っても忘れられないので日記として整理させて頂きました。

美人って、なんていうか、いいもんですね。
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# by dersuebeppi | 2009-03-03 02:37

クラス会考

春のせいかしりませんけど、最近みっちりと濃い夢を見ます。

ベットから出て慌しく動き始めた時点でたいてい寝起きで覚えていた夢の事も考えなくなるのが常なのですが、なんだかここ最近は脳裏に焼き付けられた映像が色褪せず、ヘタすると数日その夢のことなどを考えていたりすることもあるわけです。

良い夢もあれば、恐怖な夢もあり。恐怖な夢の場合は一端目が覚めたりしますね。心臓も激しく鼓動を打っててびっくりします。
でも場合によってはそういう切迫した状況になると夢の中で「待て、これは夢なのかもしれないではないか、そうきっと夢だからちょっと目覚めよう」と冷静に判断する時もあります。
逆に良い夢の場合は目が覚めてからがっくり落胆することもありますが。

ちなみに昨日の夢は昨年8月にやった中学校のクラス会のメンバーがいろいろ登場する夢でした。
カテゴリー的に分類すると、物凄く現実味を帯びた内容で、ファンタジックな演出一切なし。
なぜなら実際にクラス会をしたときに出会ったあの中年の面持ちに変貌したクラスメート自体が既に軽くファンタジーだったからでしょう。

それにしてもクラス会ってのは不思議なもんですよね。
自分の嗜好でセレクトして集まった気の会う仲間というわけでもない集合なのに、数年その面子で一緒に過ごしてしまうと妙な仲間意識みたいなのが自分の意志とは関係なく生まれていた、それを実感させられるミーティングというか・・・

自分と決して話が合うわけじゃなくても、決して何を分かち合えるわけじゃなくても、必然的に数年間毎日一緒に過ごしている為に、否が応でもそれぞれの長所をそれなりに見出して、長く一緒にやっていく術を無意識のうちに身につける。中学生のその頃ってのは、いわば人生で初めて自らの懐をどこまで広げられるかってのを自覚もせずに試みていた時期だったのかもしれません。

振り返れば中学生の3年間なんてのは「人生で一番ダサい時期」(By中学生日記/Q.Q.B作 青林工藝舎)なんですけど、同時に初めてそれぞれの人間の持つべく寛容性を一生懸命に育ませていた時期でもあったかもしれないと思います。

(ちなみに、私はこの中学校社会で周辺の女子と円滑にやっていくにはとりあえず「たのきんトリオ」の誰かを好きにならねばならぬと思い、とりあえず皆の人気が若干少なめな「よっちゃん」を選択しましたが、
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長持ちせず、結局本当に好きなのは佐野元春だと公言したらしく、
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卒業するときのサイン帳には「佐野マリ様」と書き記してくれる人で埋まっていました)

・・・考えてみたら高校生になるともう完全に自我が確率化して、無理に自分と話の合わない人と友達になろうとはしませんでしたからね・・・というか、私の場合はクラスや学校どころか暮らしている国自体変えないと我慢できなくなってしまって外に飛び出してしまいましたし。人とどう接するなんてことより、自己に関する哲学世界でいっぱいいっぱいになっていたというか。

そう思うと実に奇怪で面白い時期だったな・・・というのが私の中学校の思い出です。多分一生忘れることはないでしょうね、こうして夢にも見るくらいなんで。

ちなみに私はこんな事は日本人くらいしかしないんじゃないかと思っていたら、うちの旦那も数年前に地元でクラス会もどきみたいなのに参加してましたから(嫌々行きましたが帰ってきたときは嬉しそうでした)、イタリアでもやってんですね。中学校や高校の同窓会。
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# by dersuebeppi | 2009-02-27 18:30

集合体の写真

New York Timesのフォトギャラリーより拝借・・・

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これはアカデミー賞でスラムドッグの受賞を心待ちにしているムンバイのスラムの人々の集まり

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イスラエル北部に集まった渡り鳥、灰色鶴の集まり

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明日、最終日を迎えるリオのカーニバルの参加者の集まり

あんまり集まりって好きじゃないんですけど、上のような集まりはなんだか良いものです。
あ、でも灰色鶴の集まりの中には混じりたくないな・・・
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# by dersuebeppi | 2009-02-25 07:40

漫画家ヤマザキマリのブログ。連絡先等はプロフィール欄をご覧下さい


by Thermari
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