久々にこってり仕事してます。

一日中座りっぱなしだと、まず腰がヤバい感じになってきますが、今はそれに加えて背中痛がかなりきっつい事になってきてます。
姿勢良く座る為に数ヶ月前に椅子も取り替えたんだけどな・・・
なんかここんところポルトガル一帯で続いてる悪天候(気温が20度以上上がらないし、毎日雨!今年のポルトガルワインはかなりヤバ目)のせいもあるような気がするんですが、うーん、絶対運動不足が大きな原因だよな、これ。
仕方ないから家でサンバ掛けて一人で踊ってみたり・・・(家族は無視)
腹筋運動やってみたり・・・
腕立て伏せやってみたり・・・
ダンベルやってみたり・・・
でもどれも大した効果なし。

うかうかしてたら締め切りになってしまうし、ここらで一丁気を引き締めないと!!

と思ってたら、ブラジルに留学(本人は気が進まなかったみたいなんですが、私にゴリ押しされ)している小姑からでかい封筒が届きました。
あけてみると、この間スカイプでチャットしながら、ダメもとで頼んだブラジルで発売されたばかりのCDが入ってるではありませんかっ!!!

一気に疲れが吹き飛びました。
これこれこれ、これがもう、そりゃああ聞きたくて聞きたくて苦しかったのよう~
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Erasmo Carlosの最新アルバム、「Convida Volume2」。
この中の一曲がErasmoとMarisa Monteのデュエットで、コレだけがとにかく聞きたかったのでありました。
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Marisa Monteについては前にも触れましたが、私にとってなくてはならない音の栄養素的存在でありまして、しかも今現在明日の名古屋を皮切りに日本での彼女の公演が30日まで行われるんですね~!! 
私は去年の9月にリスボンで見てしまいましたが、もうそのために日本に帰国してやろうかしら、と真剣に悩むくらい行きたかったです、名古屋と東京での公演。
あのステージ上で発光する女神君臨オーラと、激美しいナマ歌声をもう一度聴けるなら火の中水の中の覚悟だったんですけどね・・・・

それが実際は自分ちの机に張り付いて背中痛に魘されながら仕事をしている始末。
まあ、小姑のお陰で、マリーザの一番新しい歌をCDで聞けたんで、それはそれで嬉しいですね。仕事もお陰様ではかどります。

やっぱり音楽なんですね。私の栄養源は。
ご飯の次に音楽。
その次に本。その次に映画か・・・

いやあ、こうなったらザもっともっと新しい栄養が欲しいな!と思い立った私は前から気になってたこれまたブラジルの女性ヴォーカルのリリース間もないCDを近所で購入。最近はマリーザが日本へ行く興奮に煽られてすっかり彼女のアルバムばかりヘビロテ状態になってたんで、少し違うのも聞きたいし。
で、選んだのがコレ。

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Paula Lima 「Sinceramete」。

いいっ!!これもいいっ!!
ジャンルとしては何っていうんだろう、こういうの。
ソウル・サンバ? R&Bサンバ??
とにかく買って大正解でした。ブラックパウラのかっちょいいハスキーセクシーボイスとソウルフルでスマートだけどばっちりサンバなテンポのお陰で仕事が進む進む・・・

マリーザといい、このパウラといい、ブラジルというエキゾチックさだけにとらわれないグローバルワイドな才能には、本当にいい意味で触発されますね。
あたしはべつに歌手でも何でもないんですが・・・
でもやっぱりエネルギッシュでエレガントな女性って好きなんで。はい。
惹かれます、二人とも。

オススメです、パウラ・リマ。アマゾンで購入できます☆
あと、マリーザは東京公演29日と30日、当日券もあるそうなんで、これ、いけそうな人是非っ、もう是非行って見てください!!! オーチャード・ホールです!! 
大げさにではなく、世界の人が実証しているとおり、彼女の声は生きてるうちに一回は聞いておくべき世紀の美声です。
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# by dersuebeppi | 2007-05-26 04:12

BORAT!!......

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日本でも間もなく公開になるそうですが・・・

私たち家族は数日前の夕食後、久々の「お楽しみDVDショウ!」と題して、皆で仲良く借りてきたこのDVDを鑑賞することにしたのでした。

しかし、始まって間もなく旦那が息子に「やっぱり君は部屋に行きなさい」と指示。
間もなくして、私は笑う激しさと同じくらいエキサイティングに鼓動をうつ心臓にやりきれなくなり、一旦ストップを要請。
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旦那は顔を強張らせたままとりあえず最後までゴールした後、もう一度最初から見直し。
あたし、死ぬかと思いました、マジで。
この映画の全てにおける凄まじさとボーダーレスさに。
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最初は「MRビーン」または「オースティンパワーズ」のノリで、家族みんなでバカ笑いを予想してたんですけど、そんな安直な、そんな単純なもんじゃ、ありませんでした、これは。はは。

旦那は見終わるや否や、直ぐにPCをつけてこの映画や製作者(ボラット役のサシャ・コーエン自身)に対するクレームや訴えがどれだけあるのかを確認する作業に掛かりました。

あるわあるわ・・・もう山盛りテンコ盛りにクレームの山!
ああ、あの人達ねえ、そりゃ憤るわな・・・
ああ、やっぱあの人もかあ・・・そうだろうな・・・

舞台になった村も、カザフスタンの国も、みんなご立腹状態。

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まあ、これだけ敵を作るのは覚悟の上での製作だったんでしょうけどね。
ちなみに音楽はコーエンの兄(か弟)が担当したらしいのですが、まるでカザフスタン生まれのカザフスタン育ちでなければ実現できないようなメロディーとアレンジが評価され、カザフスタンの交響楽団の為に作曲を依頼されたんだそうでうす。
カザフスタンからは激怒されてるにも拘わらず。

っていうか、サシャ・コーエン、凄いよ、この人・・・
(写真はボラットじゃないときのコーエンと彼女)
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仕事がひと段落したら、ボラットから請けた衝撃については詳しく書き込みたいと思います。今は取り急ぎ、ボラットを見てしまった報告です。
ボラット予告
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# by dersuebeppi | 2007-05-21 05:20
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先日、日本のWOWOWでもシーズン1・2合わせて7月から一挙放映、なのにここポルトガルでは未だ!!みたいな憤り半分の投稿をしたばかりですが、一昨日、原稿を描きながら何気にテレビを見ていたらいきなり私の心の音楽、ROMEのテーマ曲が掛かりだし、よく見知った人達が画面の中で騒いだり血みどろになったり燃やされたりしてるではないですか!!

「こ、これは!?」と思ってペン先からインクを滴らせつつ画面を食い入ってみていると、「明日14日、午後11時よりシーズン2スタート!!」とタイトルに出てきて、思わずショックに腰が砕けそうになりました。

な・・・なんで今まで告知してなかったんだ・・・?
いや、してたんだけど、たまたま見逃していたのか・・・?

とにかく一話目見逃すハメにならなくてよかったです、もうそれだけで救われた気分です。

「一体いつからやってたのよ!もう何話目!?」みたいな展開だったら最悪でしたけどもね。

ま、そんなわけで夜の11時を待って、夫は「あとでDVDで溜め見するからいい」と寝てしまったのでシーズン1をマスターした息子とふたりでカエサルの死以後の混沌となっていくローマの出来事を見入ってたわけですが、

「・・・あれ?これってさ、シーズン1のラストエピソードのシーンだよね?」という場面が盛りだくさんでなんとも新鮮味が足りません。
しかし息子はそんな場面は知らない、初めて見るシーンばかりだと言って聞かないし・・・
どうも何かがへんです。

そう。
私、実はアメリカでこのシーズン2が放映されだした時、もう居ても立ってもいられなくなって、Youtubeで分散して収録されているエピソードをつなぎつなぎ、全部で5話分くらい見てしまってたんでした・・・・
PCの中の、その更に小さい画面に全集中力を注いで見つめすぎた為か、あれだけ待っていたにも関わらず先の展開が脳裏に浮かんできてしまうのです。
でもって映像もシーズン1のラストとなぜか混ざってしまってて、ごちゃごちゃ。

ダメですね。 何事も我慢の術は持つべしです。

「ア、今ね、この人ね、喉切られるからね、見ててごらん!」
「ア、今ね、この人ね、唾をべッとこのおばさんに掛けるから見ててごらん!」
「ア、今ね、ここでね、この人ね・・」

「ママ、うるさいよっ!!静かにしててよっ!!」

はっきり言ってシーズン2の新展開を楽しむというより、私的には40歳になった自分の記憶力お試し確認番組みたいになってしまって、息子からも顰蹙を買いまくりました。
当たり前だ。

ああ、いくら待てないとはいえ、Youtubeで見たりしなけりゃよかったな・・・
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# by dersuebeppi | 2007-05-15 21:07

日本のお菓子

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これ、この間MRさんがお土産に持ってきてくれたグミやらラムネやらの詰め合わせです・・・

日本ってそれにしてもお菓子大国ですよね。
次から次へと新製品が出て、お菓子が食べたい気分じゃなくても食べたい気分に「させられる」、あの感じ。

うちの近所のスーパーのお菓子コーナのしょぼさは、かなりのもんです。
「何か食べたい」と思ってスーパーに行くんだけど、そのお菓子コーナーのものはほとんど食べつくしていて、それぞれの味がいとも簡単に思い出されてしまうわけです。そうなると、もう「いいや、食べなくても」という気分になってしまうのです。

ポルトガルでお菓子を食べようと真剣に思ったら、まあみんなスーパーじゃなくてお菓子やさんで卵をこってり使ったポルトガル菓子なんかを食べるから、生産者側もそんなに焦って新商品なんかを作り出す必然に駆られないからなんでしょうけどね。

でも、これはこれで無駄な出費がなくて、いいもんですよ。

日本にいたころにやりきれなかったのって、お使いものがひとつあってスーパーやコンビニに行くと、かならずその何倍もの商品を手にして家に帰ってきてしまうってことですね。
「抹茶味ポッキー!?うそ、おいしそう!!」みたいな気持ちが際限なく沸き起こってきてね。

今度日本に帰ったら、帰りのスーツケース一個まるまる菓子と食品で埋め尽くされるのだろうな・・・
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# by dersuebeppi | 2007-05-13 17:51
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WOWOWでいよいよ7月13日(金)夜10:00より、毎週2話分づつで、ROMEのシーズン1と2をあわせて一挙放映だそうですっ!!

そうか・・・なんで日本でだけ放映しないんだろうと思っていたら・・・2話ぶっちぎりで放映させたかったからなのか・・・?

こっち(ポルトガル)ではまだシーズン2、放映してないんですよ!!!
なんか焦ってきましたよ、あたくし。

しかもHBOのホームページみたら、なんとシーズン2のDVD、販売してるじゃないですかっ!!
買えってことなのか、これ!?

・・・ちょっぴ取り残された気分でございますよ・・・

それはそうと、実は先だってうちに来ていた漫画家のMRさんこと三宅乱丈から紹介していただいたコミックビームという漫画誌で、以前から描いてみたかった古代ローマ漫画(厳かな絵柄の比較文化的ギャグ)を掲載してもらえることになりました(まだいつかは未定ですけど、とりあえず編集長からオッケーサインが出て作画は開始してよいということで)・・・

以前に赤い牙という同人誌でこの古代ローマ人をテーマにした、これもばかばかしいお話を載せてもらってから、HBOのROMEとちょうど時期がシンクロしてたこともあり、でもってそこに古代ローマヘビー級ヲタの旦那のまじないのような薀蓄が重なって、なんだか止め処も無くこの「古代ローマ」を軸にしたアイデアがぼこぼこ沸きだしてきていてたんですが、晴れてそれが実現することになってもう、かなり嬉しいです。
しかもコミックビーム・・・激巧い作家達の巣窟漫画誌・・・大丈夫だろうか・・・

頑張ります。
想定はHBOのローマより、かなり時代が進んだ紀元120年ごろ、古代ローマ帝国が最も繁栄していて、リッチだった時期に生きた建築家のお話です・・・(フィクションですよ!)

でもこの劇画タッチ漫画によって、また更にわたしの漫画ジャンルが混沌としてしまうことになりますが・・・もうどうでもいいや、そんなことは。

あ、そうそう、あたくしがイタリア料理コラムギャグ漫画や小説の挿絵を描かせてもらってる今発売中の講談社Bethの今月号には、上記の三宅乱丈さんが、今までと全く別テイストの漫画を掲載していますので、よろしかったらご覧になってください。
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# by dersuebeppi | 2007-05-11 22:55

仕事してます!

一週間ほど鉛筆やらペンを握ってないと、もう原稿にペン入れをしてものの数枚で手の筋肉が痛くなってしまってびっくりです。
すごいですね・・・
何事も続けてないとダメなんですね・・・
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この間取り付けたスカイプ・カメラで原稿描いてる撮ってみました。
これは6月25日に発売されるKISS13号用の読みきり40ページ。
まだまだたっぷり時間が掛かりそうです。
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それにしても・・・
このスカイプ・カメラってほんっとに便利ですよ!!
世界中どこにいても、相手もカメラを持っていればお互いの顔を見ながらお喋りができるんなんて・・・
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最初はちょっと抵抗あったんですよ、ほら、画像がスムーズに動かなかったらなんかこう、照れくさいってんですか?
昔の海外の特派員の映像見てるみたいな、あんなふうだったらちょっと恥ずかしいかもって思って、存在は知ってても買う気にはなかなかなれなかったんですが。
しかしとある方がこれでお電話をしてきてくれたのを見て、その画像の鮮明さと動きのスムーズさに感動し、直ぐに買ってしまいました。

これさえあれば久々に実際会った人にも
「うわ~、しばらく見ないうちにヤマザキさん老けたわあ~」
という衝撃的印象を与えんでも済みます。

うちの成長ざかりの息子もいちいちでかくなったことで驚かれなくても済みます。

いろいろと便利なスカイプ・カメラ、これだいたい日本円で5千円くらいだったと思うんですが、通話料はタダですからね!!

イタリアで貧乏生活していた学生時代に、こんな便利なものがあったら電話代も節約できてたのにな・・・
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# by dersuebeppi | 2007-05-09 02:48

自然のにおい

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腹の具合も良くなり、雨続きだったリスボンも天気を回復して気分すっきり。

漫画家のお友達が来る直前まで4月のリスボンは毎日27度とか28度の夏日が続いておりまして、彼女にも「服は夏仕様だ!靴もサンダル!!」なんて言っておきながら、なぜか彼女が来てからは気温が10度くらい下がってしまいました。
わたしも冬服を全てしまってしまった後なので、スペインに行ってた間も薄っぺらいのを何枚も重ね着して寒さを凌ぐ有様だったんですが、やっとまた、やっと昨日あたりから気温が25度を超え始めました。よかった・・・

そう、ヨーロッパで最も晴天率の高いリスボン、やっぱりこうじゃなきゃダメですよ。
青空あってのリスボン。
薄っぺらい服を風に翻らせてこそのリスボン。

今週から2,3週間、多分みっちり仕事にとりかからなければならんので、時間があるうちにこの初夏のあったかさを心底から堪能しよう!!ということで、またも衝動的に車を走らせて南下。
大好きなアレンテージョ地方の、コルク樫の森でだらだらと寝そべって、生まれたてほやほやの元気いっぱいな虫達に取り巻かれながら1日過ごしてまいりました。
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息子が家から持参してきたビンに「クマムシを採集する!!」と意気込んでいたのですが(だいたいクマムシってなに!? 彼が言うには土中に入ってる激小さくて、冷凍庫で凍らせても死なない虫なんだそうだ。日本から送られてきたDVDの中の番組に出ていたらしい)、なんかそののほほんとした風景を目の当たりにしていたら、そこの土をえぐるなんてマネはとてもできそうになかったので、クマムシは夏に日本へ帰ったときにでも採集してもらうことにして諦めました。
男の子への虫の執着ってすごいですね。
あ、でもヨーロッパの子供は虫採集しないですね。虫への興味ゼロ。
アジアの男の子たちだけなのかな・・・
ちなみにわたしも虫、大好きですけどね。
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ああ、それにしてもなんてのどかな場所なんでしょ、アレンテージョ。
ここで育つ黒豚も牛も最高のお肉です。
で、ここの地方のワインもまた最高です。
こんな場所で育まれて不味いわけがないんだよ、と、毎回来るたびに感動するわたしたち。

息吹き始めた緑の匂いと鳥のさえずりとむちむちの牛とどこまでも青い空に囲まれて、仕事開始前のエネルギー補給完了。
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自然万歳。
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# by dersuebeppi | 2007-05-07 18:36
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もう5月なんですね。
ブログも怠けてずっと更新せずにおりました・・・

いや、あの、一応地道に仕事もしたりとかしてたんですけどね。
でもたまにはこう、心底から怠けモードに入ってみないと、次への体力やら持久力やらが蓄えられないっていうか。

10年以上仲良くしている多忙な漫画家の友達が突然やってくることになったのが4月の23日ころ。
彼女は現在連載を2つ持ってて、でもって今回は読みきりも一本あったりして、すごく忙しいはずなんだけど、スカイプで喋ってたらなんとなく「今やってるネームがもし一発OKで通ったら、4月の末に一週間くらい休めそうなんだよね~ そっちにいっちゃおうかなあ~」とだらだらと緩いノリで盛り上がり、それがまあ、さくっと実現してしまったわけですね。
あまりのさくっとしたこの段取りに、本人は熱が出たりして大変だったみたいですけどね。
ま、無事こちらについて、リスボン名物イワシやタコメシなどを食べてもらって「休み」の現実感を体感してもらいました。

で、彼女の一番の目的はバルセロナでガウディを見る、って事だったんで、いったんリスボンに入ってからわたしも彼女の付添い人としてバルセロナに同行しました。
リスボンから飛行機で2時間くらですかね。

バルセロナは前にも来てるんですが、イタリアからポルトガルに車で帰る途中に寄ったので、あんまり気合は入れずに外側から舐める程度しか見てなかったんですよ。
でも今回は、日本からガウティへの熱い思いを貯めに溜め込んできた漫画家が一緒でございますからね、半端な見方じゃ先へは進めません。
もう一生分脳裏に焼き付けていく構えでひとつひとつを見るわけです。
あとでホテルの部屋に帰って「さ、今日みてきたガウディのCasa Miraの外観描いてみ!」といわれたら、さささっとそれが描ける位見ておかねばならないような構えです。
こんっっなにじっくりと建造物を外側と内側から観察したのは人生で初めてでした。
イタリアに住んでいたときでさえ有り得なかったですが、ガウディはやっぱり意表をつく表現が多すぎて、意識して無くてもじっくり見ちゃうんですよね。
「人様の住む家や、教会でこんなボーダーレスなことことやっていいのか!?いいんだな!?」と詳細を見れば見るほど驚愕が止まりません。

本当はバルセロナだけが目的だったんですが、「やっぱりプラドも見たい」ということになって、バルセロナから飛行機で日帰りマドリッドという無謀な試みも実現させました。
時間がないから最初の美術館でピカソのゲルニカを見て、そのあと本望のプラドへ。
観光シーズンだったもんですから、2時間並ばせられましたけどね☆
でも日帰りで行った手前、死んででもも見て帰ってやる!という意地でお互い飲まず喰わずのまま目的をまっとうしました。
帰りの飛行機に乗る前は、お互いの手足に血が巡らなくなってて痺れまくってましたっけ☆

ま、そんな感じであっと言う間に10日間が過ぎて、彼女は日本へ帰っていきました。
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写真は彼女があたくしの息子にお土産で買ってくれた組み立て式「サグラダ・ファミリア」完成体の模型と、もひとつのもっと細かい模型を創作中の彼女です。

今日はわたしも普段モードにきりかえて、彼女がいた頃と打って変わって好天気で暖かくなったリスボンの空気を感じながら仕事しております。
ガウディやピカソやゴヤやベラスケスから「もっと作家魂炸裂させろや!!」と渇を入れられてきた気分がしてならないのは、一緒に見てたのが同業者の友達だったからなんでしょうね。

あ、そうそう
お別れの前の日にリスボンの魚介屋でカニやらカニミソやらエビやら貝やらのテンコ盛りを腹いっぱい食べたら、わたしだけあたっちゃいました☆
腸の中になんかこう、未知の生物が入り込んだ感じっていうんですかね。
ああ、なんかあたしの体のなかに生き物入ってるなああ~と、腹の痛みの合間に感じながら過ごしてやっと昨日あたりから調子いいです。

そんな締めくくりも含めて、なんかこうパンチの効いた日々だったなあ・・・
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# by dersuebeppi | 2007-05-07 00:01

ブラジル

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今まで結構いろんなところ行きましたけど、一番私が心置きなく馴染める国といったら、もう文句なしにブラジルですね。
十数年暮らしたイタリアよりも、生まれた日本よりも、断然ブラジル。

日本だけではなく、イタリアでさえ疲れ知らずのエネルギー炸裂女と見られがちな私が、ブラジルへいくと極一般的な、いえ、むしろしおらしいくらいの女性に見られるのは大変ポイントが高いですね。
この国に居る間は信じられないくらい体調が良くなり、ふだんでは考えられないような病気知らずの健康体になることからも、私がブラジル馴染み体質であることが判断できます。
多分まあ気候だとか、食べ物だとか、人々のライフスタイルだとか性格ってのが、ストレスの要素に全くならないからなんでしょうね・・・
確かにここポルトガルも穏やかで良いのですが、皆あんまりはしゃがないんですよね。
ポルトガルの女の人って基本的に静かだし。
それに比べてブラジル女のエネルギーたるや、さすがいろんなところの血が混じってるからかしりませんけど、際限なし!!
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(あ、これはサンパウロで居候させていただいたお宅です。プールつきペントハウス。隣はアイルトンセナの住んでいたマンションです)

ある日日本から飛行機に20何時間も乗ってサンパウロへ行った、その到着日に迎にきてくれたブラジル人の友人が組んでくれたスケジュールをちょっとここに書いてみますと、

11:30 日本からサンパウロ着
13:00 イビラプエラ公園で一時間ウォーキング(というか、他の友達たちと合流)
14:00 友人宅でご両親を含めてのウェルカム昼食会
16:00 やっと部屋でくつろぐ
17:00 友達が「友達たちが待ってるから」と街中のビール&ピザ屋へ我々を連れ出す
19:00 盛り上がる。さっき食べたものが消化してないのにもうピザを食べる。しかしそうこうしていると、とつぜん友達が「あ、いけない!はじまっちゃう!」と焦りだし、再び我々を車に乗っけて移動。
(はっきり言って日本を発ってから寝ていません)
20:00 ライブハウス着。 サルサナイト。 激しく踊る。
22:00 盛り上がっていると、いきなり友達が「あ、いけない!! はじまっちゃう!」と再び我々を車に乗っけて移動。移動先、でっかいイベント会場。
23:00 バイーアの人気グループ、Chiclete com Bananaのライブコンサート。オールスタンディング。しかも皆片手にビール。これで飛んだりはねたりするから全身ビールまみれ。ふらふらだが、周りの盛り上がりに煽られて一緒になって両腕を振りながら、サルバドールのカーニバル踊りを踊る。 

この辺まで来ると、もうハイ状態になっていて疲労感とか、眠気とか、一切感じない状態。

02:00 コンサート終了。 さあ、これでやっと帰れる!と思ったら「これから皆で一杯やりにいかない?」と友達。 日本から一緒に来ていた友達がもう完全にKO状態なので、丁重にお断りして家に連れていってもらう。
08:00 人様の家だし、と思って気を使って起きて挨拶しにダイニングに行くと、友人は既に仕事へいく準備万端。ニコニコ笑いながら「昨日あの後も盛り上がったのに、残念!」。そのまま一切寝不足感を醸さず軽やかに仕事へ。

日本から一緒に来ていた友人は熱が出てその日から二日間ほど寝込む。

と、まあ、私の場合こんな感じのたっぷりな1日をブラジルへ行くと一週間に3回から4回は過ごすわけですよ。書き出して見ると信じられない感じですが、意外にこれがあっさりできちゃうんですね。
自分がブラジルに行っていたときの写真を見ると、周囲への同化っぷりに驚きます。
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日本にいた時よりもこちらからブラジル行く方が近いんですけどね、ついなんていうか、近いと腰が逆にあがらなくなるというか。
でももうそろそろエネルギー補給に戻りたいところです・・・
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# by dersuebeppi | 2007-04-12 04:33

日本のパン粉

先日、只今Bethで連載している「それではさっそくBuonappetito」の担当のMさんから、立派な小型の箱の小包が届きました。

うちに荷物を送ってくれる人、例えば母などは、輸送量削減のために煎餅やらスナックも、「ゆうパック」の手提げ袋に入れて送ってくれるので、毎回私達は袋の中でばりんばりんのこっぱ微塵になったそれらの菓子の原型を拝めた試しがありません。

Mさんはしかしそんなみみっちいことはせず、小型でありながらもがっしりと頑丈な箱でとあるものを送ってくれたんでした。

「なに?なにが入ってるの!?」
と目を輝かす息子。
普段「ゆうパック」の簡易小包しか見ていないので、今回はなにやらとんでもない豪勢な物が送られてきたにちがいないという確信に満ち満ちた瞳が光っています。

厳かにテープを剥がし、中身が現れました。

「なっ・・・!?」
肩を落とす息子。
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中身はパン粉で二袋でございました~!!

パン粉は確かに「ゆうパック」の袋で送って破裂したりしたら、もう収集つきませんからね。これくらいの完全確実包装でこそ、ぱりぱりの、ふわふわの状態のパン粉がユーラシア大陸の果てまで届くってもんですよ。

そもそもなんでパン粉なのかっていうと、先日連載中の雑誌Bethの打ち合わせでMさんと電話で喋ってて、欧州には日本みたいなパン粉が存在しない!という話で盛り上がったんでした。
例えばイタリアのCotoletta alla milanese(ミラノ風子牛肉のカツ)だの、ポルトガルの干し鱈のコロッケなど、衣になっているのは確かにパン粉なんですが、粒子が極めて小さい砂のようなもので、あの日本のトンカツのようなサクサクな感触を醸せる類のものは存在しません。

一度普通のパンを乾かしてバラバラにしてパン粉作りをトライしてみたこともありましたが、それだけでもう食事を作る、という意気込みが萎えてしまって途中で諦めてしまいました。
かといってあの細かい粒子のようなパン粉のトンカツやエビフライはそんなにそそられないし・・・

なーんて事を言ってたら、Mさんがご親切に日本のパン粉を送ってくださったわけです。
あ、もちろんこれをネタに漫画を描くっていう事で・・・ははは。

で、早速つくりましたよ、倍焼造り生パン粉でサクサクのトンカツ!
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んまああ~っ!!

トンカツ大好きな息子も大満足で、「夢がかなうならトンカツにまみれて暮らしたい」とか言ってるし、揚げ物が苦手な旦那もトンカツだけはあっという間に平らげてしまいます。

たかがパン粉、されどパン粉。
しかも「倍焼造り」ときたもんですよ。凄いな、日本の製品製造技術って半端じゃないな。
ありがとうMさん!

で、関係ありませんが、今日のおやつはブラジル名物「ポン・ディ・ケージョ」。
作りすぎて食べ過ぎて胸焼け炸裂。
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でもこれが食べたしたら止まんないんすよ。

ここ数日間の摂取カロリーについては考えないようにしよう。

ああ、そうだ、それと!!おいしいものついでに今ポルトガルでオンエアされているコカコーラのCMです。
「イワシに愛されて」
これをご覧になっていただくと、いかにポルトガル人が「イワシ、ラブ」かがお分かりになられると思います。
コピーはズバリ「彼らを引き離すな!」
イワシとコカコーラ、意外なかんじで結構いけそうです。
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# by dersuebeppi | 2007-04-08 21:13

漫画家ヤマザキマリのブログ。HP) http://yamazakimari.com


by dersuebeppi
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