先日刊行されたばかりの、南イタリア・カラブリアを舞台にしたカルミネ・アバーテ日本語訳新刊『ふたつの海のあいだで』(関口英子訳・新潮社)
文芸PR誌「波」に掲載されているわたしのこの本の書評がこちらから読めますので是非。
a0087957_1052510.jpg

[PR]
# by dersuebeppi | 2017-03-14 10:53
読売新聞でたまに連載していた「イタリア頼り」は今回で最終回です。

取り上げた本はイギリスのSF作家オラフ・ステープルドンの『シリウス』。人工知能を持ってしまった犬の話。

この本が発行されたのは1944年、第二次世界大戦のまっただ中です。日本では絶版になっておりますが、名著なので古本などで入手して是非読んでみてください。
代表作である「最後にして最初の人類 」も素晴らしいです。

a0087957_13442950.jpg


SF小説というものは、日本でも海外でも文学界においてはどちらかというと大衆文学にカテゴライズされる傾向がありますが、ステープルドンのような哲学も手がける作家の描く世界観は相当に深いし、視野も多元的だし、文章の上手さも相当だし、構成力も自然なのに抜かりがないし、まあいろんな側面で、言っちゃなんですけど、そんじょそこらの純文学よりも余程クオリティが高いと感じてしまうのでした。

a0087957_1344558.jpg

[PR]
# by dersuebeppi | 2017-03-12 13:51
a0087957_17593771.jpg


本日銀座にあるブルガリタワーで、「ブルガリ アウローラ アワード」の発表会がございまして、テルマエ・ロマエの主人公であり、この賞の推薦者である阿部寛さんと、沢山おしゃべりをしてまいりました。
阿部さんとは会う度、友人を通り越した一種の親戚的な親しみを感じるのですが、やはり自分の生み出した架空の人物をあそこまで熱演して下さった事は本当に大きな意味があったのだと改めて実感。

発表会では久々に着物を着ましたが、普段がさつまみれの私なのでしゃきっと気が引き締まりました。
たまにはいいもんですね。
操上和美氏による写真の撮影もございました。

共同通信の記事はこちら。

ところで、ブルガリに関しては実は年内にもうひとつお仕事をすることになっておりますが、それについてはまた後日。

a0087957_18202721.jpg


a0087957_18271015.jpg


a0087957_18272162.jpg

(↑発表会のためにお借りした時計とカラカラ浴場のモザイクをインスパイアしたアクセサリー )

a0087957_11454279.jpg

a0087957_2263873.jpg

カラカラ浴場
a0087957_11485340.jpg


古代ローマ時代のコインをあしらったブルガリのジュエリー
a0087957_1155088.jpg

[PR]
# by dersuebeppi | 2017-03-08 18:08
今週の「ヤマザキマリの地球のどこかでハッスル日記」は、働く子供についてです。
サイトはこちら。
先日子役の少女の過剰労働について書かれたネットの記事を読んだのですが、そこでいろいろと思い浮かんだ事がありましたので、その諸々を。

ちなみに私の初バイトは高校1年のときのチリ紙交換でした。

a0087957_1747457.jpg

1日働いて賃金500円(出来高制)
最終日には、チームを組んでいた4人のおじさんのひとりから「将来こんな仕事をしないように」と自分が稼いだ500円を頂きましたが、その3日間で稼いだ2000円を本来のアルバイトの目的であったディスコのパンク・ナイトに支払った時の感慨深さを未だに忘れておりません。

それにしても、チリ紙交換って言っても、今の若い人には何の仕事がわからんでしょうな
[PR]
# by dersuebeppi | 2017-03-08 17:50
a0087957_14474516.jpg


前はいちいち覚えていたのだけどすっかり忘れていました
生きていたら93歳か。

せっかくですので以前文春本の話Webで取り上げた彼の著書を改めてご紹介

漫画やらエッセイやら随分いろんなところで安部公房を取り上げてきましたが、やはり彼の作品は今でもふと思い立っては何度も読み続けているのでした。


 本の話WEB "どの作品にも万遍なくまぶされていた「砂」"

a0087957_1525031.jpg

私の作品「ジャコモ・フォスカリ」に登場する安部公房氏がモデルの作家


a0087957_14531942.jpg


(ちなみに今でも何も参考にしなくても描けるのはスヌーピー、ウッドストック、そして安部公房の顔です)
[PR]
# by dersuebeppi | 2017-03-07 14:55
a0087957_063230.jpg


先日放送されたTBSのラジオ番組「たまむすび」にゲストで出演しております。
 こちらで聴けます。
(いつもの早口に加え、「日本はパン粉大国」など意味不明の言葉を発しています)


a0087957_06175.jpg

パートナーは、カンニング竹山さん。
◆2時:お助け調査企画「竹山、ガムテープ買って来て!」
特別編として、SPゲストに漫画家・ヤマザキマリさんが登場。
◆2時30分頃:お気軽英会話コーナー「安河内哲也のおもてなし純ジャパENGLISH」。
◆3時:コラムニスト小田嶋隆さんの時事コラム「週刊ニッポンの空気」。
[PR]
# by dersuebeppi | 2017-03-02 00:07
小学館「Oggi」4月号にわたくしのインタビューが掲載されております
宜しければご覧下され

a0087957_2117553.jpg


a0087957_21173999.jpg

[PR]
# by dersuebeppi | 2017-02-28 21:18
a0087957_216417.jpg


更新されました:
ヤマザキマリの地球のどこかでハッスル日記
第114回 「私がはまった香り」
[PR]
# by dersuebeppi | 2017-02-28 21:11
a0087957_8565538.jpg


ティレニア海とイオニア海という、ふたつの海に挟まれた南イタリア・カラブリア。
この州にあるとある町を舞台に繰り広げられる人間の凄まじくも逞しく、情熱に突き動かされる人々のあり方を描いたカルミネ・アバーテの日本語訳新刊「ふたつの海のあいだで」(関口英子訳・新潮社)

文芸PR誌「波」にも書評を書かせて頂いております。

a0087957_8571273.jpg


作者であるアバーテも古アルバニア語源の言葉を喋るという地域の出身だそうですが、カラブリアという地域の人々の独特なメンタリティと奥深さに読み進めているとどんどん引き込まれていくでしょう。物語のなかに登場する、昨今ではシチリアのマフィア、カンパニアのカモッラを凌ぐ犯罪組織とされる“ンドラゲタ”の脅威をものともしない、ジョルジョ・ベッルーシ爺さんの生き様には惚れ惚れするばかりです。

イタリアのこういった側面をとらえた作品も日本で多くの方達に読まれますように。
[PR]
# by dersuebeppi | 2017-02-28 08:57
a0087957_8445976.jpg


只今山口県立美術館で開催中のポンペイの壁画展、空間を生かした展示が2000年前の家屋の壁画を効果的に演出していて素晴らしかったです。
考えてみたら、今までは自分からイタリアへ赴いてでしか見る事のできなかった古代の、家屋の壁画が、向うから日本にやってきて、あちらこちらを巡回しているっていうのは凄い事です。
山口県界隈にお住まいの皆様、まだ絶讃開催中なのでこの機会をお見逃し無く!
そして昨日のトークショーにもおこし下さった皆様、ありがとうございました。お会いできて嬉しかったです!
山口県立美術館 世界遺産ポンペイの壁画展




そして本日はこちらのラジオに出演予定です
プリニウスのお話もする予定
たまむすび


夜には神楽坂のラカグにて斯様なトークショーもございます 
a0087957_8431939.jpg

ヤマザキマリ×とり・みき「世界は『プリニウス』をどう読んだか」
[PR]
# by dersuebeppi | 2017-02-27 08:45