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ブルガリと阿部さんと私

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高級貴金属を着け慣れないわたくしの表情が強張って若干ごっつくなっているせいか、お隣のルシウス...じゃなくて阿部寛氏の板に付いたしなやかなポーズが際立っております。

さすがモデル畑出身。かっこいい。時計の見せ方も決まってる。

阿部さんという人は勿論今もとても素敵なんだけど、お年を重ねるごとにどんどん味わい深い、いい出汁感のあるオヤジになっていく俳優さんなのだろうと思っております。阿部さんの老後が(という言い方は失礼ですが)ちょっと楽しみです。

ちなみに数ヶ月前に観た是枝監督の「海よりもまだ深く」の小説家なりそこないのダメ男を演じる阿部さん、しみじみ良かったなあ....

そしてブルガリを創設したおじさんソティリオ・ブルガリ氏のお話も漫画にいたしました。
全4回の連載予定でございます。
こちらのVOGUEのサイトよりご覧頂けます↓




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by dersuebeppi | 2017-06-04 17:08
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近所の元市場だったメシ屋モール(という表現が正しいかわかりませんが)にご飯を食べに行ったらRマドリードvsユベントス/欧州CL決勝がまさに始まらんとしているところでした。久々にいろんな知らない人達に交じって試合観戦。


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飛び跳ねるロナウド


ポルトガルのヒーロー、ロナウドが一点を入れて皆さん大声で大喜び。しかしその後にユベントスも一点を入れて、皆さんむっすり。
ひとりだけユベントスファンと思しき外国の客が思わず「ゴーーーール!!!」と叫んでいましたが、周りからもの凄く白い目で睨まれていました。


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ユベントス ゴールの直後



最終的にはマドリードが勝って皆さん大騒ぎ。しかし、他の国のチームで活躍している自分の国の選手をここまで応援するのは、イタリアでは滅多に無いことなのでちょっと新鮮でした。それだけロナウドはポルトガルの人々にとっての誇りでなのです。この感覚は、日本の人が外国で頑張る日本人選手を応援するのにそっくりな気がしました。

ところで私の後ろには、ブラジルのパンチの効いたアルコール飲料カイピリンニャをごくごく飲みながら、各種肉の炭焼きをもりもり食べつつ試合を観戦していたお婆さんが座っていたそうです。子供に写真を撮ってもらって確認。(市場としても機能している場所なのでお婆さんの後ろは果物売り場)

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見ず知らずの老若男女渾然一体となってサッカー観戦はなかなか楽しめたのでありました。


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by dersuebeppi | 2017-06-04 05:55
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第1回目は既に本日放送されてしまったようですが...
TOKYO FMのラジオ番組『NAGOMI Setouchi』

6月中に4回にわたって放送される内容は私の瀬戸内の旅になります。


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行ってきたのは男木島、直島、そして女木島。

毎週土曜日18:30から放送です。
サイトでは旅行中にカメラマンが撮影した写真が毎週アップされる予定。



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瀬戸内の島はどこも本当に良かった。



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ものっすごいオッサン顔の猫がいたので、オッサン顔の描写が好きな私としてはスケッチをせずにはいられず。
でも、もしかしたらうら若い乙女だったかもしれない。


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by dersuebeppi | 2017-06-03 22:02

リスボンの家

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息子が小学校・中学校と過ごしたリスボン。
ハワイからイタリアまでやって来たついでにこの街まで足を伸ばし、彼はこれから同級生に会ったりするらしい。

詩人フェルナンド・ペッソアがそばに暮らしていたという不動産屋の言葉のみで即決購入を決めた築90年以上にもなる家は、図体がでかくなった息子のせいでなんだか小さくて脆く感じられる。


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昨年7年ぶりにもどって大掃除をしたので今回はさほど家のメンテナンスに奔走しなくても済んでいるけど、いきなり居間とトイレの古いロール式雨戸の紐がぶっちぎれ、雨戸が閉じたまま開かなくなってしまった。おかげで外の光が入らない状態だけど、もう家のこうしたトラブルには動じることもない。慌てても仕方がないから明日でにも修理屋に電話をいれることにする。といっても週末だから、連絡が取れるのは間違いなく来週だろう。まあいいや。

向かいの家にひとりで暮らしていた男性は、昨年階段ですれ違ったのを最後に、その少し後、持病が悪化して亡くなっていた。
引っ越し当初、まだ契約が済んでおらず水道の使えない私達を気遣って、いくつものたらいに満たした水をうちの玄関の前に毎日置いてくれるような人だった。
今は彼の年老いた母がそれまで暮らしていた家を引き払ってここに住んでいる。
ほんの数ヶ月の間に起っていた、ちょっと悲しい出来事だった。

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リスボンはジャカランダの花が散り始めの時期。
ジャカランダの花は日本でいえば桜みたいなもの。


白い石畳の上に散らばるジャカランダの花を踏みながら、1584年天正遣欧少年使節の4人が日本から欧州の地を踏んで最初の1ヶ月を過ごしたとされるイエズス会のサン・ロッケ教会まで散歩。

リスボンは聖アントニオ(子供を抱えた修道士の像で象徴される)の生地でもあり、この聖人は私が今暮らしているパドヴァで没している。
ポルトガルではリスボンの聖アントニオと言われ、イタリアではパドヴァの聖アントニオ、と呼ばれている引っ張りだこ聖人。

そんなことも含めて、改めて、いろいろな縁を感じるリスボンではある。

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イタリアでは決して見かけないうねうねぎらぎらマニエリスム・バロック仕様の祭壇。
植民地ブラジルで算出された金をこれでもかというくらい使いまくっている。



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「住んでいた時は全然興味がなかったのに、今この中を見たら驚いた」と息子。そんなもんだ。





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by dersuebeppi | 2017-06-03 01:23

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