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2012年4月28日公開予定の映画「テルマエ・ロマエ」
HPができましたので是非、特報映像などをご覧ください!!
「映画テルマエ・ロマエHP」←こちらをクリック
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by dersuebeppi | 2011-11-26 22:44
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ところで、このルッカ・コミックフェスティバルのメインゲストのお一人である谷口ジロー先生。
来年の春に私のテルマエ・ロマエがフランスでも出版されるのですが、その版元はジロー先生の本も出しているところで、パリからやってきていたその担当者、私との打ち合わせが終わるなり「あなたに是非谷口先生紹介するわよ!!」と私を先生のサイン会場へ引っ張っていきました。
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フランスはもとより、イタリアでも大人気の谷口ジロー先生のサイン会場は人がごった返してイモ洗い状態。そこをかき分けて無理矢理サインスタンドに近づいて行くフランス人編集者。
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「あ、あの、今はちょっとご遠慮したほうが!」なんて私の日本人らしい気遣いは却下され、私はサインに忙しい谷口先生の前へ引っ張り出されました。
(実を言うと、もしかしたら・・・と思って愛読している谷口先生の「坊っちゃんの時代」をシカゴから持参してきており、そこにサインをしてもらいたいとう魂胆を胸に秘めていたのですが、この時は持ち合わせておらず、それもあってか緊張と焦りで表情が歪みっぱなし)

すると谷口先生、いきなり「あ、ヤマザキさん?! 佐藤さんがね、さっきヤマザキさんを探してて・・・」と仰る。「佐藤さんどこ!?佐藤さん!」とサインも途中でストップしてしまった谷口先生。
佐藤さん?? と首を傾げるも、いや、もしかしたら先生の関係のどなかたかが私に用事があって・・・と自分なりの解釈で納得。
「おかしいなあ、佐藤さんどこ行ったんだろう」としきりに谷口先生、行方をくらました佐藤さんを気遣っていらっしゃいますが、取り合えずその夜の授賞式という式典で再び谷口先生とはお会いすることになっているので、その場から私は立ち退くことにいたしました。

その直後のことです。
私のテルマエに関するトークセッション会場で、一組の日本人夫婦が私を見つめてニヤニヤしているのに気が付きました。 
良く見ると知っている顔。
「あーーーっ!!」と数秒間をおいてから大声で叫ぶ私。「佐藤さん!!」

そのふたりは、今から25年前、私がフィレンツェでド貧乏学生をしていた頃にアエロフロートで席が隣になった佐藤さん夫妻ではないですか!
なんと約25年ぶりの再会。

某出版社に勤務していた佐藤さんはその時、イタリアにホテルのガイドブック本か何かを作りに行く途中で、私はなんと当時暮らしていたフィレンツェのボロ屋にカメラマンさんも含むこの3名をお呼びして、大変ショボいご飯を御馳走したのでありました・・・
私はその後この佐藤さんの奥様からイタリアの小さなコラムを執筆する仕事などを頂いたり、日本に帰国した際にも一緒にご飯を食べたり等の交流があったのですが、どこかでそれがぷっつりと途絶えてしまい。

「でも待って、なんで谷口ジロー先生が佐藤さんを知っているの!?」と不思議がると、
「だってずっと谷口さんの担当やっていたんだもの」と佐藤さん。「ちょどあなたと知り合ったあの頃・・・いやあの直前まで坊っちゃんの時代を・・・」
「ええええ~!?」
「でもあなた、あの時全く漫画なんかに興味持ってなかったじゃないですか!」と佐藤さん。
そ、そうだけど・・・そうなんだけど・・・

その後授賞式でシカゴから密かな期待を胸に抱きつつ持って来た「坊っちゃんの時代」に谷口先生からご丁寧にサインを頂いて満足し、このルッカにおける奇妙な偶然の出会いをみんなで面白がり、また東京で一緒にゆっくりお会いしましょうよと約束。
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(授賞式。顔のぶれている私のとなりは坂本真一先生・・・舞台裏で3人で風呂話。坂本先生はお子様3人の後にお風呂に入るのでお湯が何時も足りなくて、だけどそこに無理矢理浸かるんだとおっしゃってました。なんか微笑ましいです。そして舞台右側にいらっしゃるのが谷口先生)

ほんと、色んな意味でルッカには来るべきだったのだと痛感。
一度会って別れた人でも再び会う人には必ずどこかでまた出会う。
そういう必然性を感じてなりません。
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by dersuebeppi | 2011-11-07 23:00
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ルッカ・コミックフェスティバル。
まさかこんなに大規模な祭典だったなんて、これは行ってみるまでちょっと想像できませんでした。
まだニュースはチェックしていませんが、5日間の開催期間で少なくとも15万人は訪れていたんじゃないかと思います。
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日本のコミック系の集まりと違うのは、街全体が祭典の会場になるということ。
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別に漫画やアニメに興味が無い一般人でも誰でもじゃんじゃん参加できること。
コスプレも完成度なんかどうでもよし、本人がそれに酔いしれて楽しければよし。
老若男女に家族連れ、なんでもあり。

いやあ~
たった3日しか滞在できませんでしたが、実に楽しかったです。
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ちなみに私は今回、イタリア語版の「テルマエ・ロマエ」が出版された事に及んで、2日間に渡って人生初のサイン会をさせていただきました。
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捲ってみれば、かわいい女の子なんか一人も出てこない、おっさんの裸だけの内容だと言うのにもかかわらず、みんなしっかりと本を胸に抱えて並んでくれて、もうなんだか申し訳ないやら嬉しいやら。

2度設けられた講演会みたいな場では、必死で「この漫画は皆さんが良くご存知のニッポンの漫画で描かれるようなモエもカワイイも何もありません、絵柄も全然漫画っぽくありません。その点はよーくご了承頂きたい」と
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必死で語る私。そのうち議題は「サブカルとはなにか」にまで及んで収集が付かなくなる始末。
しかもサイン会と違って講演会に来ている客層は何だかもっと大人な感じで、私が想像していた明るく和気藹々な雰囲気というよりは、大学の講義みたいになってしまいました・・・
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でもその翌日のサイン会では
「あなたはこの漫画にはモエもカワイイも無いって言っていたけど、私にはルシウス、超モエですっ!!」という眼鏡女子が現れて感動してしまいました。あなた、かなりレベル高いわ!!と答えながら握手を交わす私達。
それから、ある男子はルシウスがショールームに出て来るシーンを開いて、
「ここに出て来る女の子が好きです、このシーンが一番お気に入り」と教えてくれました。
やはりイタリア人にはイタリア人の読み方があるものなのかもしれません。

街中に繰り出せば、そこはもう完璧なイモ洗い状態。
でも一人としてそれにストレスを溜めているような様子もなく、道行く様々なコスプレにカメラを向けています。
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このコスプレも、別にとにかくどうでなければいけない、という規定はありません。
皆の知っているメディア上でのキャラであれば何でもよし。
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またこのコスプレーヤーの皆さんの陶酔しきっている様子。堂々とした様子。物凄いゆとり感。
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中には汗で背中に貼り付けたものが剥がれ落ちて居たり、段ボールで作った装着式のメカ衣装がボロボロになっている人もいましたが、もうそんなことには誰も頓着しません。
家族全員でコスプレってのもいましたし、体の不自由なバットマンの車椅子を押しているのが執事アルフレッドっていう、ちょっと胸を打たれるコスプレも見かけました。
若い男の子達の衣装なんて、間違い無くお母さんが手を貸してくれたにちがいないですし、なんていうか、こう、それぞれの背景に温かく寛容な家族や友人達のサポートが必然的に垣間見えて来るのです。

かなりご高齢の老人カメラマングループが一生懸命にそんなコスプレーヤーにレンズを向けていますが、私はそれを見ていて「ああ、これはベネチアのカーニバルのゆるゆるバージョンかもしれない」と思いました。
あんな格調高さはどこにもありませんが、そのお陰で参加者全員が一体化して楽しめる祭典になっているのです。

たまに、日本人には何だか分からないコスプレもいたりして、そしてそれがやたらに人気だったりするので物凄く気になりましたが・・・・でもこのように世界中の漫画が入り混じっているのもとても面白いなと思いました。
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日本にいると他の国の漫画を広く知る機会ってなかなか無いと思うのですが、このコミックフェスティバルではそういった点でも非常にグローバルで、そんなこともあってきっと居心地の良さを感じたのかもしれません。

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人生に一度、この美しいルネッサンスの古都で開催されるマンガを軸にしたイタリア人の人生謳歌祭り、是非機会があったら漫画大国である日本の方にも見に行って頂きたいなと思いました。
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(ルッカはフィレンツェから70キロ。食べ物もめちゃくちゃ美味しい素晴しい街ですよ!! レストランに行ったらなんとこんなサインが!!!)
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by dersuebeppi | 2011-11-02 22:29

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