2010年 02月 19日 ( 1 )

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先日日本で収録したインタビュー、TBS[王様のブランチ」で明日放映されるようですね。
私も詳細は良く判らんのですが、本の紹介コーナーで出るようです。
放映時間は午前中9時30分から?

連日の疲労が蓄積して鏡もろくに見ていない私自身の事はどうでもいいのであまり注目しないでください。
それよりもこのインタビューに使われた台東区の「梅の湯」という銭湯、この素晴らしいレトロ感を是非ともご覧いただけたらと思います。テレビ局の方が探して下さった様なのですが、でーんと大きな富士山の描かれた(もといヴェスビオス火山)、本当に素晴らしい銭湯でした。営業時間なら入って帰りたかったくらいです。
地方よりも都内には昭和に立てられた銭湯がこうしてそのまま残っている確率が高い様ですね。

しかし、今時間を置いていろいろ思い返すと、言うべきことだったことが言い切れず、ちょっと残念です。

テルマエ・ロマエの今後について・・・という質問も振られてとっさに「それは秘密です」と返してしまったのですが、後から考えれば「この先この漫画ってどうやって続くのよ!?」と思われている多数の読者の方がいらっしゃるのも事実で、その辺をフォローすべきだったかもしれないと思ってしまいました。

「テルマエ・ロマエ」は風呂漫画というジャンル(そんなジャンルはないが)にカテゴライズされておりますが、自分的にはあれは風呂を媒体にした「日本との比較文化に軸を置いた古代ローマ漫画」だと思って描いております。
決して日本の風呂に驚く古代ローマ人漫画、というコンセプトのみのものではありません。
古代ローマと日本の共通点というのは実は風呂だけではなく、本当にいろいろありまして、主人公も今のイタリアには滅多に居ないけど、日本になら結構居そうなクソ真面目な男にしたのはそれもあるからなんです。

そんなわけでまあ、2年前、シリーズ連載にしようやと編集長が引っ張ってくれた時点で私も「そうか、じゃあもっと広い範囲で古代ローマの事が描けるかな」と思い立ちました。
一巻はとりあえず日本の風呂にびっくり仰天一色の展開になってますが、今後はせっかく古代ローマの誇る5賢帝の一人ハドリアヌスという凄い人物も登場させられたことだし、広範囲にもっといろいろと掘り下げた展開で皆様に知られざる日常の古代ローマ世界をご覧いただけたらなと思っております。
以上。

・・・というようなことを、インタビューで言えばよかったかなと。
この場を借りて補足させていただきます。
要領悪くてすみません!


それにしても・・・
自分と笑いのツボが同じ限られたクラスメートに見せているバカ漫画を描いたノートの一ページが、どういうわけか全国版の新聞に載せられてしまったような、そんな焦りと不安が今も続く私です。
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by dersuebeppi | 2010-02-19 18:28

漫画家ヤマザキマリのブログ。HP) http://yamazakimari.com


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