息抜きのTex Avery

日本で放映されていた「トムとジェリー」は三本立てでしたが、真ん中のエピソードだけ配給は同じMGMでありながらもトムもジェリーも出てこない、種類の違うアニメだったことを覚えてらっしゃいますでしょうか。

私は当然トムとジェリーも大好きなんですが、この真ん中のアニメもそれはそれは毎度楽しみで・・・
今思えば、本来子供の為に作られたものではないからなのか、嫌らしく媚びたところの全く無い、シニカルで強烈にバカバカしくて狂気的なものばかり。子供用じゃないからなのか、ピンナップガール風セクシーなお姉さんとかもじゃんじゃん出てくるし。

赤頭巾ちゃんがだいたいこれですからね↓
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日本が戦後の混乱期だった頃、アメリカではこんなアニメが作られていたと思うと感慨深いものがあります。

とにかくものすごいテンポで展開される突拍子も無いそのお話とキャラクターの数々に心奪われた私だったのですが、製作者はTex Averyという方で、バックスバーニーやドルーピーを生んだアニメータなんですね。バックス・バーニーはワーナー・ブラザースに居た時代のものなんですが、MGMに移ってきてからは一気にはじけたというのか、さまざまなボーダーを越えかねない凄い作品をどんどん作って発表していくわけです。

そんな中でも私が特に気に入ってるのがコレです。



Averyの描く男性(雄)ってのはほんっとにとことんダメな奴ばかりで・・・だけどなんだか憎めないというのか・・・
しかし、こんなのばっかり見続けてしまった為に私の異性への見解も相当懐の広いことになってしまった気がしてます(トムも含めて・・・・)。

あとAveryの代表作といえばコレですね。



子供の頃はこのアニメのオペラの中の歌詞「リポリタ、リポリタ」ってどういう意味なんだろうと思っていましたが、イタリア語を喋るようになってから「Di qualita, di qualita」(よい品質の)だったということが判明しました・・・
画面のヘンな針金を引き抜くところといい、往年のブラジルスター、カルメン・ミランダのコスプレといい、もう最高としか言いようがありません。

私、多分この人のアニメは婆さんになっても好きです。
一生飽きません。
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by dersuebeppi | 2009-05-04 02:32