甘いお菓子

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旦那は耳に聞こえてくる日本語の内容をほぼ7割は把握しますが、まだ悠長に喋れるわけではありません。
でも本人的には密かに頻度高く聞く言葉を実践的に使ってみようと思う時があるようで、たまに「お?よく知ってるね、そんな言葉」という具合に驚かされることもあります。そのたびに彼は「よし、またトライしてみよう」と思うらしく、度々「本日の覚えたて日本語」を思いがけない時に口にすることがあります。

今日息子を家に置いて買い物に出かけたのですが長時間になってしまい、留守番させている息子に何かお詫びのつもりで買って帰ろうと思ってお菓子屋さんに入りました。
すると旦那が「少しくらいの留守番でそんなの必要ないよ」と私を制してきました。

「君はちょっと彼に甘いお菓子すぎていると思うよ」
イタリア語での会話でしたが、「甘いお菓子すぎている」という部分は自慢風味の感じられる日本語でした。
「Sei troppo AMAI-OKASHI con lui! 」という具合です。
「え・・・?そんなに甘いお菓子買い与えるつもりないけど・・・」
「いや、お菓子に限らず、全面的にぼくらは彼を甘いお菓子過ぎてると思う」

彼はつまり「あまやかしすぎ」と言いたかったらしいです。
確かに「甘い菓子をやりすぎると性格がとろけてだらける」という解釈を語源と思い込めないこともないですけどね。
「甘やかす」
たしかに「甘いお菓子」に聞こえないこともありませんが、彼に言われたとおり短時間の留守番程度で甘い菓子を買うのはやめました。


先日も夕食のテーブルに上げられたコロモ付きの和風揚げ物を見た途端、何かを忙しく探す旦那。

「あれ、あれどこ行った? あのほら、こういうのにかけると美味しいやつだよ」
「え? レモン?」
「違う・・・えっとほら・・・あの関西の人がよく食べる・・・」それからしばらく考え込んで叫んだ言葉。
「洋服ソースだよ、洋服ソース!」
「ようふくソースって何よ!?」と息子と顔を見合わせる私。
「オタフクソースじゃないの?」と息子。

これにはちょっとショック受けてました。
我々家族だけにしか気付かれなかったのでいいですけど、「よし、この日本語はマスター!」と思い込んでいたものがかなり実際違う言葉だったってのはね・・・

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ちなみに「コロモに掛けて洋服みたいにするから」洋服ソースだと思っていたそうです。

新しい言語を覚えると、これでいいと思っていた言葉が大いに違っていたりすることがありますが、日本語は彼らにとってきっともっと複雑なものに違いありません。

でもここまで聞き取れるのだから、是非これにめげず頑張って習得してもらいたいものです。
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by dersuebeppi | 2007-11-18 00:05