日本のパン粉

先日、只今Bethで連載している「それではさっそくBuonappetito」の担当のMさんから、立派な小型の箱の小包が届きました。

うちに荷物を送ってくれる人、例えば母などは、輸送量削減のために煎餅やらスナックも、「ゆうパック」の手提げ袋に入れて送ってくれるので、毎回私達は袋の中でばりんばりんのこっぱ微塵になったそれらの菓子の原型を拝めた試しがありません。

Mさんはしかしそんなみみっちいことはせず、小型でありながらもがっしりと頑丈な箱でとあるものを送ってくれたんでした。

「なに?なにが入ってるの!?」
と目を輝かす息子。
普段「ゆうパック」の簡易小包しか見ていないので、今回はなにやらとんでもない豪勢な物が送られてきたにちがいないという確信に満ち満ちた瞳が光っています。

厳かにテープを剥がし、中身が現れました。

「なっ・・・!?」
肩を落とす息子。
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中身はパン粉で二袋でございました~!!

パン粉は確かに「ゆうパック」の袋で送って破裂したりしたら、もう収集つきませんからね。これくらいの完全確実包装でこそ、ぱりぱりの、ふわふわの状態のパン粉がユーラシア大陸の果てまで届くってもんですよ。

そもそもなんでパン粉なのかっていうと、先日連載中の雑誌Bethの打ち合わせでMさんと電話で喋ってて、欧州には日本みたいなパン粉が存在しない!という話で盛り上がったんでした。
例えばイタリアのCotoletta alla milanese(ミラノ風子牛肉のカツ)だの、ポルトガルの干し鱈のコロッケなど、衣になっているのは確かにパン粉なんですが、粒子が極めて小さい砂のようなもので、あの日本のトンカツのようなサクサクな感触を醸せる類のものは存在しません。

一度普通のパンを乾かしてバラバラにしてパン粉作りをトライしてみたこともありましたが、それだけでもう食事を作る、という意気込みが萎えてしまって途中で諦めてしまいました。
かといってあの細かい粒子のようなパン粉のトンカツやエビフライはそんなにそそられないし・・・

なーんて事を言ってたら、Mさんがご親切に日本のパン粉を送ってくださったわけです。
あ、もちろんこれをネタに漫画を描くっていう事で・・・ははは。

で、早速つくりましたよ、倍焼造り生パン粉でサクサクのトンカツ!
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んまああ~っ!!

トンカツ大好きな息子も大満足で、「夢がかなうならトンカツにまみれて暮らしたい」とか言ってるし、揚げ物が苦手な旦那もトンカツだけはあっという間に平らげてしまいます。

たかがパン粉、されどパン粉。
しかも「倍焼造り」ときたもんですよ。凄いな、日本の製品製造技術って半端じゃないな。
ありがとうMさん!

で、関係ありませんが、今日のおやつはブラジル名物「ポン・ディ・ケージョ」。
作りすぎて食べ過ぎて胸焼け炸裂。
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でもこれが食べたしたら止まんないんすよ。

ここ数日間の摂取カロリーについては考えないようにしよう。

ああ、そうだ、それと!!おいしいものついでに今ポルトガルでオンエアされているコカコーラのCMです。
「イワシに愛されて」
これをご覧になっていただくと、いかにポルトガル人が「イワシ、ラブ」かがお分かりになられると思います。
コピーはズバリ「彼らを引き離すな!」
イワシとコカコーラ、意外なかんじで結構いけそうです。
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by dersuebeppi | 2007-04-08 21:13