いつになったら手元に・・・

モーレツ・イタリア家族の単行本、まだ私は見ていません。
早く手にとって、表紙のつるつる感を撫で回したり、光りにあててみたり、質感を手のひらに感じたり、ぱらぱら不必要に捲ってみたり、そんなことがしてみたいのに・・・

まだ、まだ届かんのですよ!!きーっ!!

実はこんなこともあろうかと、出版元からも送ってもらったのが待ちきれなかった私は、こっそりアマゾンの国際エクスプレス便でモーレツ家族を3冊、そしてその他にも読みたかった漫画を数冊たのんでいたのでした。国際エクスプレス便だと、世界のネットワークDHLで5日で到着!!って書いてあったんで、よし、5日待てば本が届く!!と胸を高鳴らせて待っていた私。
と、そこへ一本の電話。

「あの、こちらリスボンの税関ですが、あなたがDHLでより寄せた荷物に課税をお支払いいただかなければなりません」
「え?課税・・・?」
「全部で165ユーロになります」
「は!? 165ユーロ!?」
「お支払いいただかないと、お荷物をお引取りになれません」

どういうことっすか!?え!?
165ユーロってえと、あなた、2万円以上っすよ!?
あたくしが注文した本の金額は全部で6000円程度っすよ!?
なんで3倍もの税金払わねばいかんのですか、え!?

どんなに死ぬほど学芸会の娘の晴れ姿が見たくとも、そのために2万円ものムダ金を払うことは、例え愛情深き親といえどもできない相談ですよ・・・
しかもこれが導線になって夫と大喧嘩(自分で自分の本に莫大な金額かけて買うなんてどうかしている、しかもDHLで注文して失敗したのは今回が初めてではないのにそれを私がすっかり忘却していた、などがきっかけ)。

よって結論。
受け取り拒否。
届いても「お金払えませんから、そんなのいりません」と言って、配達の人に帰ってもらう。

おお、私の本はすでにもう、そんな目の前にあるっていうのに・・・・どうしてこんな不条理な思いをさせられねばならんのですか・・・とほほ・・・

腹いせに、とびきり気分がステキになりそうな映画を見ることにする。
そう、とにかくステキ過ぎて眩しいような・・・
きらきらして、今の胸のドロドロむしゃくしゃがぱあ~っと光りに変わるような・・・

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「ローマの休日」。
近所のスーパーで9ユーロ、衝動買い。

どのシーンも鮮明に思い出せるほど今までに何回も見た映画だが、なんでか今回はバカみたいに泣けた。
これが泣ける映画だとは知らなかった。
オードリーが神々しくて泣いた目に痛々しいほどだった。
グレゴリー・ペックの顔ってスケベエ面だなあ、こんなのにチューされたのかあ、と思うとまた泣けた。
古き良き時代のローマ、今はもうこんなじゃないしなあ、と思うと嗚咽が漏れた。

ちょっと怒りすぎて疲れてんのかもしれません。わたくし。
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by dersuebeppi | 2006-10-26 01:12

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