『イパネマの娘』はジョビンだけの曲ではない

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『イパネマの娘』を作詞した、元外交官で詩人で作家で歌手でもあったヴィニシウス・ヂ・モライスの娘がオリンピックのオープニングで、モデルのジゼルのウォーキングに使われた『イパネマの娘』の映像にジョビンだけが映し出されたことについて反論。

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(写真:A HISTÓRIA DA GAROTA DE IPANEMAより)

確かにこの曲はヴィニシウスとアントニオ・カルロス・ジョビンふたりのものであり、私も(そして多分多くのブラジル人達も)そのうちヴィニシウスが映るのかなあと思って見ていたにもかかわらず、何の気配もなく終了。
娘さん曰く、閉幕式でブラジル文化に大きく拘ったヴィニシウスへの少なからずのオマージュがあることを期待しているそうです。
オリンピックのマスコットだって「トム」と「ヴィニシウス」なわけですからね…

FILHA DE VINICIUS DE MORAES CRITICA ...

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私も何度もエッセイでこのヴィニシウスのことを書いてきましたが、『イパネマの娘』は私的には作曲をしたトムよりも、どちらかというとこのおっさんの曲というイメージになっています。確かにこの曲を唱うことで世界に知らしめたのはトムの業績ではあるんですが……
こんな見たくれなのに(私のイラスト参照・失礼)生涯に9回も結婚してるのが凄い。
確か建築家のオスカー・ニーマイヤーも9回の婚歴だけど、ブラジルのおっさん達、ほんとに疲れ知らず。タフだ。

ヴィニシウスについては本日10日発売の新刊「マスラオ礼賛」でも取り上げておりますので是非。
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by dersuebeppi | 2016-08-10 15:17

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